九月雑記

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九月二十三日(土)

 どうも、ケンウチウミです。
夕飯の買出しに外へ。
何か適当なおかずを買おうと肉屋へいったものの、めぼしいものはほとんど残っていない状態。
どうしたものかと考えていると、店の奥からおじさんが登場。


おじさん:「食べたいのあったら言ってよ! すぐに揚げてあげっから!」

僕:「え、いいんですか? おじさんのこと好きになりそう!」


すると、おじさんは「え?」という顔をしました。


九月十一日(月)

 どうも、ケンウチウミです。
大分遅くなりましたが、先日「DT THE NIGHT」に行ったことを書きます。


・発端
八月頭頃、兄さんからミクシィでメッセージが届く。
「『40歳の童貞男』という外国映画の公開記念試写会がある。それでみうらじゅんと山田五郎のトークショーもやるから、ケンちゃんも応募しておいて」という内容。
みうらじゅんと山田五郎のトークショーなら面白さは保証されているようなもの。
ネット受付で住所指名年齢ほか「童貞にかかわるエピソード」を書いて即応募。
後日、僕どころか兄さんも当選。
適当に連絡を取り合って当日の予定を決める。
当日朝、無理やり抱えてた仕事をやっつけて時間まで仮眠。


・集合
電車に乗りながら「六本木ヒルズを『六本木ヒールズ』って言うと、ラフプレイに定評のある野球チームみたい」なぞと考えながら会場の六本木へ。
ちなみに当日集まったのは僕と兄さん、兄さんの同僚のIさん。
オフィシャルな参加資格として「童貞、もしくは童貞マインドを持った男性」となっていたため、開場待ちで並んでるのは当然野郎ばかり。
そんな中、どう見ても男女カップルで来てる不埒な輩がチラホラ。


僕:「男限定なはずなのに、なんかカップルで来てる人がいるっぽいのですが」

兄さん:「だよな。会場に入ったら、ことさら大きな声で『おぉい、なんか女のニオイしねえ?』とか言ってやろうぜ。鼻スンスンさせながら」

僕:「なるほど、それはイイね。僕も『なんかメンス臭くねえ?』とか言うよ」

兄さん:「ケンちゃん、さすがにそれはやりすぎかな」


・開場
入場券と引き換えに映画のチラシ、チェリー型のキャンディ、小型の箱ティッシュ等、コダワリの見られる品々を貰って会場内へ。
会場に入って辺りを見回すと、プレスを除けば客はグッツグツに煮えたぎった男のみ。
よって、女性客は受付で弾かれていたのでは?と推測。
開演までまだ少し時間があったので、Iさんに荷物を見ていてもらいつつロビーにあるドリンクバーへ。
ちなみにその日は「DT THE NIGHT」特別ということで、全ドリンクにチェリーが添えられるという粋なサービスが。
ジュースを飲みながら談笑していたら、なにやらテレビカメラ(?)が僕らをジーと撮っていたので僕ら兄弟も困惑。
さすがに恥ずかしかったので、残りを素早く飲み干してそそくさと座席へ戻る。


僕:「なんか、僕ら、撮られてたよね?」

兄さん:「撮られてたわ。ヤバイよ。めちゃイケばりに『チェリーブラザーズ!?』とかテロップ入れられて放送されちゃうかもよ」

僕:「ヘタするとちょっと手間かけて、さくらんぼの果実部分が僕らの顔に加工された画とか作られちゃうかもしらん」


そんな会話をしていたら、十数分押しでようやく開演。


・開演
出てきた司会者がかみまくってました。
みうらじゅんを「みうらじょん」と言っちゃうほど。
と、ここで「本日はスペシャルゲストをお呼びしております」とのアナウンス。
ひょっとして伊集院光か?と、会場にいた僕を含むほとんどの野郎共が思ったであろうが、呼ばれて出てきたのは飯島愛。
なんでも、全国童貞連合(略称:全童連)(※本当にこの連合は存在します)会員達のアンケートによって「童貞が憧れる女性タレントNo.1」に選ばれたのだそうで。
司会者と飯島愛のどうにも噛み合ってないトークの後、全童連会長が登場。
そして全童連代表として飯島愛に賞状を授与。
この会長さんがまた逸材。
見た瞬間に「ああ、童貞だわ」と思っちゃうほどのステキビジュアルと動きで、失礼だとは思いつつも登場した瞬間笑ってしまいました。

ちなみに、僕としてはこのイベントによって飯島愛の好感度アップ。
自分が元AV女優だった、という事実を話の中で否定しなかったので。
あと普通に色っぽいおねえちゃんだったから。
いや、ホント色っぽいんだよ。
脚もスラッとしてて。


・トークショー
みうらじゅんと山田五郎が登場。
トークはネット応募時に皆が書いた「童貞にかかわるエピソード」を2人が取り上げ、それを元に話を展開していくという形式。
ここでなんと、僕が投稿していたネタが読まれてしまう。
ちなみに書いていたネタは以下の通り。


>初めて女性器を見たとき、その形の特異さに知覚はできても認識ができませんでした。
>正直、今でもそんな感じです。
>「今すぐここで写実的に女性器の絵を描け」と言われたら困ってしまいます。


これを一言一句違わずみうらじゅんが読んでくれた。
正直「よ、よ、読まれた!」ということに興奮しすぎて、これをネタに2人が何を喋っていたのか聞いてなかった。
かろうじて山田五郎が「確かに曖昧だよねえ」ということを言っていたのだけ覚えている。

で、まあ。
なんだ。
その。
描けませんよ?
うん、描けない。
なので、ヘコましてやろうという目的だけで僕にそれを強要するのはくれぐれもやめていただきたい。
本当に、本当にやめてほしい。
飲み会の途中でも即帰る自信がある。
とはいえ、これが逆にそれはそれはいやらしいお姉さんからの指示であれば僕もやぶさかではない。
(何度も何度も描き直した後の見られる女性器の絵を差し出しながら)で、できました…、ふうん……ダメ、全然ダメ、ボクぅ、エッチなマンガの読みすぎじゃないのぉ?、す、スイマセン……、しょうがないわねえ、ハイ、じゃあ答え合わせー☆(パカッ)、う、ああ、うわあぁっ……!、どこが間違ってるのかちゃあんと見るのよぉ?、あ、うああ……、はいおしまーい、あ、ああ、あああ……、(クスクス)ほぉんといやらしいコねえ、もう……(と、僕の眼鏡をスッと外す)(ジェレミー)というカンジなら僕もやぶさかではない。
もうホント、答え合わせをさせてあげてもいいわよぉ、というおんなのこがいたら、僕にメールとかしてくれればいいと思う。

みうらじゅんと山田五郎のトークの話でしたよね。
色々な爆笑童貞エピソードとトークで、もう何を喋っても面白い状態のスベリ知らず。
後半にはみうらじゅんが17歳の時に作った曲(『みんなのうた』のパロディで『みうらのうた』)を流すなど、本当に面白いトークショーでした。
心の底から連続で笑ったのは久しぶりだったかもしれない。


・映画
で、いよいよ『40歳の童貞男(原題:THE 40 YEAR-OLD VIRGIN)』上映。
あらすじとしては、ある日童貞だとバレた40歳の主人公に、仕事場の同僚がその主人公に初体験させるため様々な作戦を練るというお話。
実にイイ話で、見終わった後は心の包茎が割礼されたような気分になるステキ映画。
ただ、僕の隣に座っていた男が、別になんでもないシーンで「エヒャッフ! エヒャヒャヒャ!」と笑っているのが不愉快で仕方ありませんでした。
兄さんは「ケンちゃんがいつキレるかちょっぴりヒヤヒヤしてた」と言っていましたが、笑いどころなんてのは人それぞれだと思うため、「おい、アンタ笑うな」とは言えませんのでイライラしつつも耐えてましたが。
ただ、本当に「貴様! ここで笑うか!?」と思ったシーンがひとつ。
ちょっとネタバレになっちゃいますが、主人公と付き合うこととなった女性の娘(その女性には離婚歴あり。娘は17〜18歳くらい)と避妊講習に行くシーンがあるんです。
そこで講師が集まっている人たちに「この中でまだバージン(外国では童貞も処女もVirginという)のコはいる?」と質問。
それで主人公と一緒に来ていた娘だけが恥ずかしそうに手を上げるんです。
周りの少年達が「ヘッ、オマエまだなのかよ。良ければ俺が相手してやるぜ?w」と嘲笑。
手を上げた娘はもう恥ずかしくて泣きそうになっているところで、「僕も、まだです」と主人公がサッと挙手。
僕はここ、なんて感動的なんだろう、と思ったのですが隣の男は「エヒャヒャヒャヒャヒャ!」とヤケに癇に障る声で笑っていやがった。
糞が!
そんなんだからテメエは童貞なんだよ!(逆上)(思い出したら凄くイライラしてきた)


トークショー、映画含め実に楽しいイベントでした。
映画は「金出して見に行く?」と問われれば「んー? んー……」というカンジではありましたが、友人とかと家で酒飲んでて「なんかDVDでも見るけ?」というときに見るならば、かなり盛り上がる作品だと思います。
むしろ、このイベントでのみうらじゅんと山田五郎のトークショーが特典として収録されるのであれば僕は即買いすると思う。
それだけあのトークショーはクオリティが高すぎた。
関係者はこんな場末のサイトなんざチェックしてないでしょうが、もし読んでいたのであれば是非。
少なくとも売り上げが1割は伸びるはずですよ。