宝物について
 


国宝
『当麻曼荼羅縁起絵巻二巻・附松平定信添書一巻』
紙本著色/上巻 縦51.5×長796.7
下巻 縦51.5×長689.8

奈良当麻寺に所蔵される「当麻曼荼羅図」の由来を描いた、鎌倉時代絵巻の優品として名高い絵巻です。奈良時代、藤原豊成の姫が極楽往生を祈念し、蓮糸で曼荼羅を織りあげ、やがて阿弥陀如来のお迎えを受け、極楽へ旅立ったという物語です。延宝三年(1675)、光明寺の大檀越であった内藤義概により寄進されたものです。

 

● 重要文化財

『本堂(大殿)』  入母屋造 銅版葺 単層
『当麻曼荼羅図一幅』 絹本著色/縦147.6×横143.3
『浄土五祖絵伝一巻』 紙本著色/縦33.0×長990.4
『十八羅漢および僧像』 紙本著色/各縦120.0×横48.5