鎌倉三十三観音 
第十八番 如意輪観世音(大殿内)

 
本堂安置。詳しい伝来はわからないがもと内藤家廟所の霊屋に安置されていたか。浄土宗では祀らない密教的な尊像であり、他宗寺院からの客仏であると考えられる。鎌倉中期の造立であろう。鎌倉には遺例が少ないので貴重な仏像である。
 

 

鎌倉二十四地蔵尊
第二十二番 延命地蔵尊(境内)

 
もとは、裏山第一中学校洞門前の山腹にあった「やぐら」(大碑窟・地蔵岩窟)内安置。
損傷が甚だしいものの、鎌倉期の重厚で的確な作風が窺われ、在銘の石仏として希少価値が高い。