ここは絵画展覧室の分室の1つ「真実と虚構を称える書庫」…。
こちらでは館主が描かれたオリジナルのテーマによる作品が
主として展示されています

※こちらで扱われている作品は2007年〜現在にかけて描かれたものです。
※描かれた時系列は、左上から新しいものが横に並び、右下が最も古くなります。

真実と虚構を称える書庫 Truth & False

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■残暑お見舞い:2012年
※2012年製作

2012年残暑お見舞い用に描かれた作品です。ミュシャを意識した抽象的で線の際立った背景と、館主様が不慣れなパースの効いた構図を取り入れ、いつもと趣の異なるイラストらしい作風に向けた挑戦がなされています。

残暑お見舞い2012年

■赤と黒:表紙
※2011年製作

密やかに製作が進められていたオリジナルTRPGシステム『赤と黒』の表紙用に描かれた作品です。
表題のとおりに赤と黒の配色を、ミステリーの闇を黒に見立て、同システムで捏造する真実を赤い服の魔女に見立てています。

赤と黒:表紙

■暑中お見舞い:2010年
※2010年製作

2010年暑中お見舞いおよび残暑お見舞いを兼ねて描かれた作品です。夏らしさに水を用いることを決めていたものの、どういう風に水を使うかを決めかねたまま構図だけを描き始めたと聞いています。
結局、最終的には描いていた図柄に水を入れる先が見つからず、書き加える形で床面をひたすことことで暑中お見舞いの体裁を整えたようです。

暑中お見舞い2010年

■年賀状:2010年
※2010年製作

2010年のメール向け年賀状として描かれたもので、テーマとして「外、寂しくて寒そう」という構想を打ち立てて描き始めた作品です。 そこで吐息を白くしたり、全体を暗色にしたり、雪をそこかしこに散りばめたり、鉄っぽい廃墟パーツを配置したりといった随所に寒そうなオブジェクトが配置されています。
メイド服ばかりというのも味気ないことから外出着が描かれていますが、このような場所で座っていたら、10分を待たずに風邪を引いてしまうでしょう……。

年賀状2010年

■暑中お見舞い:2008年
※2008年製作

2008年暑中お見舞いおよび残暑お見舞いを兼ねて描かれた作品です。何でももともとはどこかのサイトで掲載されていたスケッチ画の構図を館主様が大変お気に召して保存されていたものを参照しながら描かれたものとかで、もしかしたら何処かでこのベランダんの光景をデジャヴ的にご覧になることもあるかもしれません。
そしてこの暑中お見舞いはこの年の“暑中”および“残暑”と呼ばれる時期のあまりの短さからほとんど誰にも出すことがかなわないままお蔵入りになってしまったのでした。

暑中お見舞い2008年

■年賀状:2009年
※2009年製作

2009年のメール向け年賀状として描かれたもので、テーマとして「今回は背景を描かず、ポスターデザインみたいな感じに作る」という構想を打ち立てて描き始めた作品です。 デザインに参照(というかほとんどそのままの気もしますが…)したのは『フォークスソウル』というゲームのコミックデモ画面で、そこに『アンリミテッドサガ』のロゴデザインのような極彩色を使っています。
さらにこの作品で館主が意欲的に投入されたのが『レイヤー』です。なんと葉っぱ、人物、上下暗幕と三種類のレイヤーで構成されます。まぁ結局は頑張って3つなわけですが…。

年賀状2009年

■年賀状:2009年
※2009年製作

2009年の葉書向け年賀状として描かれた作品です。牛は牛でも、チベットのほうの牛である『ヤク』をモチーフに起用しています。また、宝飾品などを装着していますが、これはインド神話の聖牛『ナンディン』をイメージしつつ、手元にあった『サザンアイズ』の劇中でヤクに乗った花嫁がいたのを参考にしながら付属させているそうです。
しかしこれらの煌びやかな宝飾は、残念ながら葉書では反映されませんでした。突然の印刷機故障によりモノクロで配らざるを得なかったのでした。

年賀状2009年

■暑中お見舞い:2008年
※2008年製作

2008年のメール向け年賀状として描かれた作品です。館主がその頃に花火大会に足を運んだ経緯もあって、この作品を手がけるに際してはテーマとして“花火そのものを描かずに、花火の景色を描く”という構想で描いてみるとのこと。そこで手前側に強い光源をもってくることにし、人物や背景に花火の光を映りこませるために背景に水面を用意したりと努力が伺えます。
このあたりの参照として『アンリミテッドサガ』のレオナ・レジーヌ祭のムービー光景を比べていたようですが、しかしむしろ配色が毒々しくなるばかりの無残な結果になったようです。

暑中お見舞い2009年

■暑中お見舞い:2007年
※2007年製作

2007年の暑中、残暑お見舞いとして描かれたもので、掲載をすっかり失念されてしまっていた作品です。館主独自の“レイヤーを使わない”描き方を、解説しながらの作業だったので、意識的に作業工程を頭に浮かべながらやる作業は大変興味深かったとのことです。
日のあたるところに本が置いてあるのは正直、図書館としては褒められたことではありませんが、整理の過程でどうしても廊下に出さざるを得ないことがあります。暑中お見舞いらしい構図にならないことを踏まえても、せめて窓にはカーテンをつけておくべきだったでしょう。

暑中お見舞い2007年