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植村直己・帯広野外学校 2009年度のプログラムレポート
3月21日(土)「2009年度野外学校総会」を開催しました
●植村直己・帯広野外学校平成21年度総会を、事務局(カレーハウス・アパッチ)を会場に開催しました。
当時の議案は、平成20年度事業・決算・監査報告、平成21年度事業計画・予算、役員改選など。約1時間半にわたる議論の末、新年度のプログラムなどが決定いたしました。
 また、役員改選では校長の再任が全会一致で承認され、ほかの役員が校長から委嘱されました。主な役員は次の通りです。
 校長:小貫耕喜、総務部長:北沢 実、指導部長:山本義明、基地部長:藤森秀男、監査:末下貞雄・藤原留美、事務局長:桜井靖真、事務局次長:梶美恵子。
 来年迎える「野外学校開校25周年」にむけ、新たな体制で、皆様のご協力の下、活動の充実を図ってまいりますので、変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
(出席者:小貫・江川・目黒・末下・藤森・山本・梶・藤原留美・佐柄・桜井・北沢)
4月13日 「井戸の整備」を行いました
4月25日〜26日春の基地整備・「春の山道」事前調査
●今年度最初の行事、「春の山道」開催に向けた、基地整備を行いました。作業はログハウス内の環境整備・ごえもん風呂の冬囲いの撤去など。夜はミーティング?を開きました。春の山道のルート偵察を26日(日)に予定したものの、目覚めたら大雪。結局、事前調査は断念しましたが、当日のプログラムなどを確認し、早々と解散しました。
 なお、雪は27日未明まで降り続き、27日朝の段階で、積雪は50cm!呆然・絶句…
(参加スタッフ:山本・佐柄・江川。ミーティング=山本・江川・北沢・梶・藤森・平林・近藤)
5月3日〜4日親子のための野外学校春の山道」を開催しました
●春というより夏に近い好天の中、親子2組4名と、地元・八千代地区の小学生2名の計6名が参加して「春の山道」を開催しました。
 1日目は野外学校内の自然観察ののち、札内川公園で毒草(トリカブト・バイケイソウ・フクジュソウなど)の見分け方を学習し、ニリンソウ・ユキザサなどを採集しました。さらに一本山展望台へ向かいカタクリの群落観察、コシャクの採集、さらには崖をよじ登って食べごろのギョウジャニンニクもゲットしました。その後、拓成湖周辺でエゾノリュウキンカを少々手に入れ野外学校基地へ15時ころに無事到着しました。
 基地では野草の前処理を行い、夕食に備えました。その後みんなで夕食用のマキ割りを行い、カマドを組んでいよいよ夕食となりました。メニューはジンギスカン、飯ごうメシ、野草入り(ニリンソウ・イラクサ)の味噌汁、野草のおひたし(ギョウジャニンニク、ニリンソウ、ユキザサ、コシャク)。
 夜はごえもん風呂に入った後は、ログハウスで休みました。
 2日目は、野草入りのオムレツをみんなで作って食べ、その後 伏美湿原のミズバショウ観察、八千代牧場の散策などを楽しみ、基地へ戻ってから「ヨモギもち」作りに挑戦したり、野草のテンプラを試食したりと、初夏を通り越したような日差しの中を過ごしました。
(参加スタッフ:小貫・山本・佐柄・江川・北沢・梶)



野草の採集
野草の前処理 朝食作り 伏美湿原にて 記念写真

7月5日「高山植物観察会」事前調査
●7月19日開催の「高山植物観察会・赤岳〜緑岳」の事前調査に行ってきました。
 うす曇の銀泉台を出発したのは8時40分。赤岳の第一・第二花園は、まだ雪田の下でした。しかし、奥の平〜コマクサ平はコマクサ、チングルマ、ツガザクラの類、ミネズオウなどが見ごろを迎えていました。ここから頂上までの第三・第四雪渓(写真上)は文字通りの雪渓、足元に注意しながらの登りとなりました。赤岳頂上には11時15分に到着。頂上周辺はさまざまな高山植物が楽しめました。ここから小泉岳〜緑岳は、キバナシオガマ、エゾオヤマノエンドウ、ホソバウルップッソウ、チョウノスケソウ(写真下)etc.が咲き誇り、別世界の様相でした(本番も、そうありたいものです)。赤岳頂上から約1時間、強風の中を花を楽しみながら歩いて緑岳山頂へ到着。ここから高原温泉までの下りは2時間ほどを要しましたが、お花畑はすべて「雪の下」。2週間後の本番はちょうど花盛りのことでしょう。15時30分に無事高原温泉に下山しました。
(参加スタッフ:北沢・笹島、山本=サポート)
7月19日に開催を予定していた「高山植物観察会」は荒天のため中止しました
7月25日〜26日「基地整備・サバイバル事前調査」
●1日目は基地内の草刈りなど環境整備作業とコッフェル・スベア等の器材チェック。2日目は雨の中前進基地の整備作業を行いました。〈スタッフ=小貫・山本・北沢・江川・梶・近藤)
8月6日〜12日第71回野外学校サバイバルキャンプ」を開催しました 
●何年ぶりかの夏空続きのもと、8名の参加者でサバイバルキャンプを開催、無事に全日程を終了しました。
〈スタッフ:小貫・山本・矢満田・諌山・北沢・中島・増田・松本(純)・近藤・佐藤・江川・阿部・幌村)

                  くわしくは、こちらをご覧ください
9月12日(土)自然探験学事前準備」を行いました 
●基地整備(草刈り)などを行いました。作業は、ほとんど山本さん一人!お疲れ様でした。
(参加スタッフ:山本、北沢=ミーティングのみ)
9月19日〜21日第72回野外学校自然探験学校」を開催しました 
●今回も晴天!5名の参加者で伏美岳に登ってキャンプをしてきました。 くわしくは、こちらをご覧ください 
〈スタッフ:北沢・矢満田・阿部=アタック隊、山本・梶=サポート隊)
10月24日(土)〜25日(日)「冬ごもり前の基地整備」を行いました 
●両日とも「十勝晴れ」のコンディションのもと、基地整備を行いました。24日の作業は、野外学校の「生命線」井戸のポンプ移設作業が中心でした。師匠の藤森さんと、その弟子 酒井くんの活躍もあり暗くなる前に作業を終えることfができました。夜は「懇親会」。酒井家の「ブーちゃん肉」、佐々木さんの「鍋」、末下さんの「葡萄酒」など多くの『毒』を満喫しました。25日は冬の学校に備えたスキーの準備、ごえもん風呂の冬囲い、物置の整理などの作業も順調に終えることができました。
 さらに、26日(月)には藤森さんが井戸周辺の仕上げ作業を行ってくれました。
 これで、安心して冬を迎えられそうです。皆さん、お疲れ様でした。
 なお、林 憲治さん(夏・秋の野外学校に参加した林 志門君の父君)が野外学校に入会しました!

(参加スタッフ:藤森・山本・酒井・佐藤・北沢・梶・林・近藤・江川・佐々木、末下・平林=ミーティングのみ)
11月28日(土)「忘年会&幹事会」を行いました 
●恒例の忘年会と『冬の冒険学校』の開催要項を決める幹事会を「アパッチ・カレー」(野外学校事務局)で開催しました。冬の冒険学校は当初の計画通り1/9〜11に開催、今回は一般コースのみとすることなどが決定しました。
 忘年会では「メルヘン鍋」、「焼肉」などマスターの心づくしの料理を堪能させていただきました。
(参加者=小貫・山本・藤森・末下・安井・目黒・佐々木・梶・黒川・中溝・平林・桜井・北沢)
1月3日(土)冬の冒険学校事前準備」を行いました 
●スベア・コッフェル等の器材チェックと除雪作業などを行いました。
(参加スタッフ:山本、北沢)
1月9日〜11日第73回野外学校 冬の冒険学校」を開催しました 
●今回も晴天!7名の参加者が2泊3日のプログラムに挑戦し、無事に全日程を終了しました。今回は若手スタッフの参加で、より充実した内容とすることができました。
 くわしくは、こちらをご覧ください
  
(参加スタッフ:小貫、山本、北沢、諫山、林、梶、平林、近藤、中溝)
2月20日(土)〜21日(日)「スキーと犬ぞり&カーリング」
恒例の、「親子のための野外学校 スキーと犬ぞり&カーリング」を、南富良野町のどんころ野外学校を会場に行いました。
1日目のプログラムは、スノーシューで裏山の自然観察とカーリング体験。カーリングでは気持ちは全員「クリスタル・ジャパン」?。2日目は特設コースで犬ぞり体験を行いました。今年は参加者が6組12名とにぎやかな1泊2日でした。