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平成16年12月20日
情けは人の為ならず

このタイトル、”情けを掛けるのは他人(ヒト)の為にならない”という意味と思っていませんか? 本当は”情けを掛けるのは他人の為ではなく、結局自分の為ですよ”の意味です。 前回の自利利他行も同じ意味ですね。自利利他自利利他と因縁の輪の中に居ることを自覚して生きなさいということです。

平成16年12月11日
自利利他行

仏教では人の生きる道として、「自利利他行」を説きます。自利とは自分を利すること、利他とは他を利すること。自利と利他は不可分です。
最近の色々な企業の不祥事、政治家・官公庁の醜聞などは皆「自利」のみに走った結果と言わざるを得ません。
「利他」を忘れると、ジリ(自利)貧となるのが必定なんですね。
仏様は観てござる。

平成16年12月1日
改訂

当院のホームページ改訂しました。
以前より繋がりやすくなったのではないでしょうか?

平成16年11月11日
科学と宗教
科学と宗教というと、両極端の存在のように思いますが、科学は既に有る大宇宙の摂理(真理)の一端を発見し(即ち気付き)、それを利用する学問ですね。例えば、電気には+と−が有って、それを利用してあらゆる電化製品ができる訳ですがーー「電気には+と−が有る」という仕組みは誰が作ったんでしょうね?
 この大宇宙の摂理を真言密教では、「大日如来」と呼びます。
平成16年11月1日
サイエンス
サイエンス(science)と言うと、”科学”のことと思っていませんか?  本当の意味は”芸術、宗教または哲学のごとく絶対真理を求める人の心の動き”だそうです。 とすれば、和尚もサイエンティスト(scientist) の端くれ? 目に見えない世界の探求に暗中模索するのが、即ち”修行”なんですね。
平成16年10月21日
左脳と右脳
左脳と右脳、左脳は知識・知性・知覚の世界、右脳は意識・感性・感覚の世界と言われます。 現代人は左脳が肥大化して左右のバランスが崩れています。右脳の涵養・活性化に勤めましょう。 和尚は経を読み、真言を唱えます。「真言は不思議なり、観誦すれば無明を除く」と、お大師様は説かれています。
平成16年10月8日
人事を尽して、天命を待つ
大リーグ、マリナーズのイチローが大記録を打ち立てていますね。彼は毎年、豊川稲荷に初詣でをして、 ”鈴木一郎”と自分で記名した祈願旗を奉納しているのをご存知ですか? 我々が目にするイチローは、まさに天才ですが、天分の陰に気の遠くなるような努力があることを忘れ てはなりません。
     人事を尽して、天命を待つーーーその間に祈りがあります。
平成16年10月1日
Something Great
「あした天気になーれ」。 人はいろんな場面で祈ります。明日の天気を祈り、 家族の幸せを祈り、病気の平癒を祈り、死者の冥福を祈ります。これこそ人間本来の感情にもとづく、嘘のない真実の心の表現です。自分自身の限界に気付き 、傲慢さを捨て、謙虚な気持ちになったとき、何か偉大なもの(Something Great)に祈っているのです。この何か偉大なものを「神仏」といいます。
平成16年9月21日
水施餓鬼
この23日は秋の彼岸の中日。ご先祖というか先に大自然・大宇宙即ち大日如来の元に 還られた方々を偲び供養する日とされてます。ところで皆さん、お墓参りで墓石に水を掛けますよね。あれは水施餓鬼といいます。供養してもらえないお墓の霊が 餓鬼となって廻りに寄って来るんですね。ご先祖はもちろんのこと、その餓鬼にも水をあげるんです。心を広く持ってください。
墓石の掃除じゃありませんよ。それは普段からやっておいて下さい。
平成16年9月1日
感謝
アテネオリンピックが終わりました。日本勢活躍しましたね。メダリストへのインタビューで印象に残ったのは、彼・彼女らが必ず家族・支えてくれた人への「感謝」の言葉を述べたことです。外国勢はずーっと以前から、定型句のようにこのことを言っていました。自分だけでは限界のあることを悟った人の発する言葉だと思います。今時の若者は捨てたものじゃない。
私たちも、生かされて生きることに感謝。
平成16年8月18日
お仏壇
8月旧盆の棚経も終り、やっと一息入れているところです。お盆参りをしていて、皆さん意外とお仏壇の飾り方に無頓着なことに気付きます。真言宗の場合は、最上段真ん中に大日如来座像、その向って左に不動明王の掛軸、また右に弘法大師の掛軸が一般的です。位牌は一段下の向って左に新霊、右に先霊とします。他宗の場合はお調べ下さい。いずれにしろ、仏壇は、小さなお寺です。密厳国土・極楽浄土等イメージ上の理想世界を表しているものとお考え下さい。綺麗に荘厳されているお仏壇の前で、お参りさせて頂くと実に気持ちの良いものです。
皆さんもいずれその中に入るのですから、綺麗なほうが良いと思いますが、いかがでしょうか。
平成16年8月11日
残暑お見舞い申し上げます
7月は新盆の棚経やら木瓜加持の準備やらとバタバタと独り言を言う間もなく、過ごしました。
8月7日は立秋でしたので、「残暑お見舞い申し上げます」。
それにしても、今年の夏の暑さは異常ですね。身体に変調を来たさない様乗り切りましょう。
平成16年6月20日
無縁仏供養
午前中、津偕楽公園の奥にある無縁仏墓地にて,津市仏教会主催の無縁仏供養。無縁さん故かお参りの方もなく、坊さんのみでは少々さびしい。
ご先祖はどこで繋がっているか分からない。
これを目にされた心ある方は、来年からどうぞお参り下さい。
平成16年6月17日
三重四国巡拝
三重四国88ヶ所巡りの方がご参拝。巡礼現在進行中とのことでお話しがはずむ。ホームページをお持ちとの由。ご紹介します。皆様もどうぞ:クリック
平成16年5月23日
仏像拝観
朝、名古屋方面から仏像拝観の御一行参拝。当院の大日如来・阿弥陀如来は平安前期(900年頃)、後期(1100年頃)の典型的なお姿で、大日如来は昨年4月四日市市立博物館に出陳、今年はNHK出版の「地方仏を歩く」でも紹介されています。
平成16年5月12日
馬頭星雲
左の写真はオリオン座の近くの馬頭星雲。高性能の望遠鏡で見えるそうだが、お大師様の時代の人は視力抜群で肉眼で見えたかも知れない。
当院の御本尊馬頭観音は、この辺りからこられたのかなぁ?
宇宙の秩序=大日如来の世界は広大無辺。皆さんもたまには星空を見てますか?
平成16年4月20日
ホームページ
今年は宗祖弘法大師求法入唐1200年、当時の超国際人にして----その偉大さには及ぶべくもないが、巷に流行るホームページとやらを当山でもやってみようと四苦八苦。取敢えずここまで出来た---フ---。

ばほうざん れんこういん はつうまでら


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