diary
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5月31日 (月)  チューリッヒ2日目 / 大学院の設計授業ほか

(coming soon! imamu)


午前中、アトリエへ。
11時半、事務所ミーティング。各プロジェクトの進行状況確認など。
13時、日本大学4年の島矢愛子さん来所。卒業研究や今後のことその他、いろいろ相談に乗る。島矢さんは、この3月に様々な大学の女子学生たちと一緒に、南洋堂書店にて「建築女子展」を開いたメンバーの一人。下記。
http://tenplusone.inax.co.jp/radio/2010/03/joshi1.php

15時、大学へ。非常勤講師の吉田周一郎さんが教えられている、大学院の設計演習の授業に顔を出す。
今日が中間発表ということで、各学生の案を吉田さんと一緒に講評。
18時、茨城大学の教授であるY先生来研。某件で打ち合わせ。
その後、研究室にて仕事。
今日もめまぐるしく、多忙な一日。

そうして、気がつけば今日でいつの間にか、5月も終わり。
月日の経つのははやい。

ちなみに、沖縄での建築系ラジオ収録の未公開ファイル「沖縄建築の地域性とモダニズム」が配信されました。下記。
http://radio.tatsumatsuda.com/

(みなみ)

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5月30日 (日)  チューリッヒへ

(coming soon! imamu)

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5月29日 (土)  土曜オープン・アトリエ

午後、お茶の水の、明治大学アカデミーコモンへ。レモン画翆の学生設計優秀作品展(卒業設計展)を観る。国士舘大学は、南研を卒業した黒岩君が出展。
去年と比較すると、全体的におとなしい感じがしたが、どうだろう。ちょうど3階ホールで、槙文彦さんほかによる講評会が行われていたので、少し聴講したあと、アトリエへ。

16時、土曜オープン・アトリエを開催。
美学の研究者である天内大樹くん、東京理科大学大学院の片田江由佳さん、日本女子大学の中村有理沙さん、松岡成美さんが参加。
この日は、アンプレックスで設計した建築のランドスケープ・デザインについて、ショートレクチャー。
その後、建築系ラジオや現在の建築メディアの状況などについて、いろいろとディスカッション。はからずも様々な情報交換の場となり、こうした会は意外と重要だと痛感。
次回は7月にやる予定。
その後、秋葉原にて、みなさんと懇親会。

(みなみ)


5月28日 (金)  住宅リノベーション

朝、都内某所へ。
10年近く前に、僕の事務所で設計した住宅の建て主さんが、家族構成の変改に応じて、リノベーションをしたいという相談を受けたので、現地調査。
ときどき、ご自宅でのバーベキューパーティに誘って下さるのでお邪魔するのだが、当たり前のことだけど、10年経っても建築が建築としてしっかり建ち上がっている姿を見ると、建築というのは本当にすごいなあ、と設計者ながら感心し、感慨深いものがある。この10年で、社会や人は、どんどん変わっていったように思うのだけど。
現地調査には、オープンデスクで来ていた、昭和女子大学4年の長久保麗子さんと東京大学修士2年の西山礼子さんも参加。
天気がよくて、五月ばれの気持ちのいい「住宅訪問日和」だった。

その後、研究室へ。プロジェクトの打合せほか、もろもろ仕事。

18時、神田の某お店へ。
去年まで国士舘大学ので設計の非常勤講師をやっていただいていた、進藤さんと町田さんのご苦労さま会。伊藤哲夫先生や国広ジョージ先生、丸山洋志先生など、関係者の方々約10名が出席。
国広先生のお話があまりに面白すぎて、みなさん大爆笑の連続。
いつもながら、国広先生の話術はすごい。

(みなみ)


5月27日 (木)  大学院授業ほか

大学へ。
1〜2限目、1年生の「デザインの表現A」の授業。
その後、研究室にて仕事。
4限目、大学院の「建築デザイン特論」の授業。
レイナー・バンハムの『第一機械時代の理論とデザイン』をベースに、1900年代初頭の建築デザイン潮流について、様々に考察。
5限目、研究室会議。
6月12日に国士館大学で行われる、伊東豊雄講演会の準備およびプレ・リハーサルや、他のプロジェクト進行状況報告など。
この日は研究室の大掃除と模様替えを、学生達が自主的に行って、研究室がとてもきれいになった。良いことだ。
その後、すっかりきれいになったばかりの研究室で、研究室のメンバーと軽くお酒を飲みながらの懇親会。
たまたま、研究室の卒業生なども顔を見せ、和やかな交流会に。

(みなみ)


5月26日 (水)  設計授業ほか

大学へ。
2限目、院生ミーティング。大学院の修士研究の指導、プロジェクト進行状況の確認など。
今年は、大学院2年生の修士論文の進み具合が、思いのほか悪い。もう5月末なのだから、さすがにしっかりやらなければ、4年の卒論生に追いつかれてしまうので、まずいだろう。
3~4限目、3年生の設計スタジオ3の授業。キャンパス計画についての第二課題。
5限目、3年生の南ゼミナールの授業。「アーバン・トポグラフィ」という大テーマと、竹ワークショップの今後の展開についてのミーティング。
その後、研究室にて仕事。

(みなみ)


5月25日 (火)  前田紀貞さんのお話が面白い

建築系ラジオにて、「テン年代の建築を考える」というテーマで、建築家の前田紀貞さんのお話が順次、アップされています。下記。

http://www.architectural-radio.net/

これが、すごく面白い。みなさん、是非聴いてみて下さい。

(みなみ)


5月23日 (日)  スイス予習

年度末の最終講評会に呼んでもらったので、来月頭にチューリッヒのETH(スイス連邦工科大学)に行きます。課題は、超高層集合住宅とのことで、チューリッヒ、シカゴ、東京の3箇所の敷地から、どれか一つを選んで設計するというもの。(課題及び参考資料をまとめた80ページほどの冊子を送ってもらったが、これがほぼ8割ドイツ語。貝島さんは、ETHでドイツ語で授業をしていたというから、偉いものですね。)

チューリッヒの敷地は、中央駅の北側の今マリオット・ホテルが建っている場所で、これは講評会の前日に現地を見る予定。

シカゴの敷地は、ミースのレイク・ショア・アパートメントの敷地で、ここは20数年前に訪れたことがあるものの、もちろん記憶はほとんどなく、しかしグーグルのストリート・ビューで周囲の状況は確認できた。(超高層集合住宅という課題だから、もちろんミースをリスペクトしてこの敷地を選んだということでしょう。)

東京の敷地は、お茶の水のノーマン・フォスターによるセンチュリー・タワーが建っている敷地。というわけで、昨日お茶の水に行ったついでに、敷地の周辺を歩いてきた。

また、毎度の海外に行く前の現地の予習。スイスは、3月に行ったカナダ同様、いま一つ影の薄い国。まずは、定番の中公新書の『物語 ○○○の歴史シリーズ』を探すと、幸い森田安一著『物語 スイスの歴史』あり、これを読む。ひと通りこの国の歴史の概略が分かったが、どうもこの連邦制の国は、歴史にもまとまりが欠けなんだかピンとこない。

引き続き、岩波文庫の笹本駿二著『スイスを愛した人びと』という本を読むが、これがあたりで、タイトルはベタで手に取るのもはばかれるが、内容はスイスに関わった、ローザ・ルクセンブルグ、アインシュタイン、レーニン、ジェームス・ジョイス、トーマス・マンといったそれぞれ魅力的な5人の、スイスでの日々を綴ったもの。チューリッヒをはじめとする、各街が具体的なイメージを結び始める。

今は、森田氏のもう一冊『スイス 歴史から現代へ』を読んでいるところ。こちらは、スイスに関わった日本人とか、スイスの地形とか、いろいろな角度からスイスについて書かれているので、興味を持ちにくいところは速くページをめくりつつも、スイスのさまざまな側面を知ることができる好著。

(イマム)


5月22日 (土)  mid jury / 竹ワークショップ、懇親会、ブックガイド

午前は、ある用件で八束はじめさんと青山へ。

午後、南洋堂にて理科大の4年生の授業の中間発表会(写真2点)。実はこの授業では、最初の課題説明の際に、次のようなメッセージを書いていた。

「ユニットの基本言語は英語とする。建築家になるかにかかわらず、生きるのに必要なのはコミュニケ―ション能力であり、それには語学も含まれる。英語能力の現時点での優劣は問われず、英語で課題を進めることに意欲があれば構わない。ただし、英語には抵抗があるが、課題に興味があるという者も歓迎する。」

生きるのにというのは少々大げさな気もするが、いずれにせよ僕のユニットは英語で行うことを前もって伝えてあり、学生も後から聞くと全員がそれを期待して僕のユニットを選んだようだった。とはいうものの、実際には、学生各自の英語の能力は乏しいもので、普段のミーティング等は日本語と英語を混ぜてとなっている。そもそも僕が日本語「も」話せてしまうからそうなるのであって、ならばと本日の中間発表では、日本語を使えない外国人に来てもらおうと思った。ということで、ちょうど来日中のジョージさんに依頼したところ、快諾をもらい本日の発表は英語でと相成った。

本日のは発表では、敷地を中心とした渋谷のリサーチと各自のプロジェクトの現段階の内容を、英語で発表してもらった。今週の火曜日のミーティングでは、かなりおぼつかなかったものの、今日は全員きちんと準備をしてきており、またプロジェクトも少しずつ展開が見えてきて一安心。

これから7月中旬の最終講評までが後半戦。こちらも気を引き締め直して、5人全員がいいプロジェクトをまとめられることを期待している。

(イマム)


大学へ。空が気持ちよく晴れ渡り、いい天気。
2〜4限目、1年生の「理工学基礎演習」の授業を兼ねた、竹ワークショップを開催。
学内のものづくり工房にて、学生や先生方とともに作業。学年を横断して、学生達とともに竹を使って、ドームやタワー等を制作。盛り上がる。やってみるとなかなか面白く、いくつかの発展的なアイデアも浮かぶ。
今後、プロジェクトとして、いろいろと展開できそうな気配に。
隈研吾さんもこのところ、竹に着目しているようだし、これを機会に、しばらく竹を使ったデザインを、本格的に研究してみよう。

その後、浅草橋へ。2年前に展覧会をさせていただいた、マキイマサル・ファインアーツに伺い、展覧会を鑑賞。彦坂尚嘉さんがプロデュースされている、山本藍子さんの作品が、見応えあった。下記。
http://www.makiimasaru.com/mmfa/index.html

17時30分、浅草橋に新規オープンした、ベルギーブランドのTIS TOUショールームの内覧パーティへ。関係者にお誘いいただき、参加、いろいろな人と歓談。一棟の古いビルをまるごと改装してリノベした、ユニークなスペース。下記。

http://www.tistou.jp/news/

その後、すぐ近くでマキイギャラリーの展覧会オープニングの打ち上げが行われているというので、参加。彦坂さんやアーティストのみなさんをはじめとして、建築家の高橋堅さんも来られていて、賑やかな飲み会に。

浅草橋という場所は、いろんなポテンシャルを秘めていて、なかなか面白い。実は僕の事務所から歩いて来れる場所だったようで、今度、6/20に行われる、建築系ラジオの公開収録の場所からも徒歩圏内で、かなり近い。
みなさんも、一度、浅草橋に寄ってみてはいかがでしょうか。東京スカイツリーも近いです。

ちなみに、彰国社のホームページにて、五十嵐太郎編『建築・都市ブックガイド21世紀』のビデオ紹介動画が配信されました。五十嵐さんと坂牛卓さんと僕が出演しています。下記。

http://www.kenchikubunka.com/synergy/main/search.php#mode=browse/entry_id=1398/category_id=2

(みなみ)

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5月21日 (金)  幼稚園現場 / 6/20、建築系ラジオ公開収録

(coming soon! imamu)


来月の6月20日に、建築系ラジオの公開収録が行われます。下記。

http://www.architectural-radio.net/

今回は、藤村龍至v.s.松田達という内容とともに、北川啓介さんによる、「無批判的行動主義」の収録も行う、というユニークな内容。

また、このイベントと関連して、北川啓介さんが新たにラジオ・コアメンバーに参加することになりました。
今後の展開に注目。

(みなみ)

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