9月14日号



  お庭番
  タメ




 まんさく家庭果樹園記録
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                             イチジクの収穫

 今日は、こんなにとれました(9月11日)。熟し度は、実にひびが入ると収穫OKである。後は手触りで確かめる。それから自分でいくつも食べると、皮の色と、熟し度の関係がわかってくる。
 イチジクは、熟してまもなく先端から腐り始める。だから毎朝、熟し度を確かめることにしている。
 今月の生育状況を写真で紹介
               今月はイチジク特集

 8月30日の収穫
 9月7日の収穫
 害虫

 【イチジク・ファイル】
 イチジクは育てやすい。今年は病気もなかったから消毒もしていない。
 ただ、樹皮を剥く害虫がでた。ここに紹介した害虫のほかに、もう一種類小さな虫がいた。
 これらの害虫は、見回りをして排除した。
 剪定すると白い樹液があふれたが、翌日には乾くので、樹液がたれるのは心配ない。
 
〔果樹園づくり 6〕

 我が家では、イチジクは庭に植えるものではないと言われてきた。花が咲かないから種ができない(家が続かない)という理由であった。イチジクは「無花果」と書き、文字でも言い表している。
 花が咲かないから庭に植えても一年中変わりばえがしない。しかも、葉は天狗の団扇のように大きく、枝は間延びする。まるで、庭木として不似合いの典型のような木である。そうではあるが、イチジクはうまい。柔らかい舌触りがある。自然の甘さがある。その味が忘れられず、我が家の果樹園にはイチジクも植えようと思った。
 苗木を購入し、植える場所を探して庭をグルグル廻るが、どこに植えようとしても了解が得られない。しかたなく道を隔てた畑に植えることにした。ところが、畑には植える野菜の年間計画(それほどたいした計画ではない)が立てられていて、「ここはナスを植えるからダメ、そこは大根を植えるからだめ」ということになり、結局、畑の隅に植えることになった。
 よそのイチジクを見るときがあるが、やはりイチジクは庭の中央には植えられておらず、庭や畑の隅にあることが多い。
 私と同じように、植える場所に苦労したのだろう。
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