京都鮎映会の鮎釣り何でも相談ページ


update:(H15.3.4) 早掛けタイプの針についてを追加



 ・ 水中糸 ・ ハナカン周り ・ 竿 

針−FAQ01
早掛け系の針教えて。
昔から「ハヤガケの早バラシ」と言われているけど、大会等でバラシがでると、中々立ち直れないから非常に悩むところです。                         【追加質問する】
基本的に竿と、水中糸と針ハリスと針のバランスと思います。ケラレと取り込み時のバラシと区別したいです。
針のふところがある場合は、バラシが少ないです。
ケラレはいつでもあります。
鮎の追いがガガァーンといい場合に針軸の短いものは、
ケラレやすいと思います。
瀬が顕著のように思います。流速の関係もありますが。
私の場合、ふところのある針はチャラチャラではあまり
使いません。早がけタイプがメインです。数を稼ぎます。
昨年、日高川のチャラチャラ5センチで連続バラシ5匹をしました。そのときの針は、早がけタイプです。
もう、分かりません。
もともと掛からない鮎を掛けていたのかもしれません。      (回答者:佐竹基義)


(H15.03.04)
カツイチに超早がけの針があります。2年間、使いました。完全な瀬の針です。

掛かり鮎の抵抗がある間はいいのです。ふぁっとした瞬間にバレます。
よほど、抵抗のある流速を必要とします。V7のトンボもあります。掛かりが早い感じです。
でも、ばれます。うろこだけが針に残っている場合が確率的に高いです。
人工産の成魚放流河川では無理なような気がします。
超早がけの針は、今は使いません。V7は梅雨明けまでは使います。 
                                  (回答者:佐竹基義)

針−FAQ02
逆バリについてですが、逆バリに必要な機能とは? 外れにくさ、水抵抗の少なさ・・・  そのほかはどんなことが考えられますか?                         【追加質問する】
第一、素早く針交換が、出来る事。
第二、針は野鮎との唯一の接点有り、鮎が掛かった時ハリスが飛ばない事
第三、逆針を打つ時、手に馴染んで、打ちやすいこと。
第四、尻びれから真直ぐ針が出ている事。
第五、鮎に負担がかからない事、肛門辺りは、一番痛がる場所だから。
針は、常に石を掻いていて、薄い鮎のヒレは、切れ易く、常に逆針は、外れる危険性を、含んでいます。
だから、私は鮎の側線の鱗を逆からすくい、逆針を打つたり、油びれ、尾びれの、透明部分に打ち、外れにくさと、針の角度を、調節していきます。    (回答者:山内 健司)


水中糸−FAQ01
1999年シマノジャパンカップ、2000年の報知アユ釣り選手権オーナーカップを勝った時の仕掛けについて教えてください。                         【追加質問する】
竿は、シマノを使用しています。ずーとシマノです。
ただ、平成7年に虹色の竿が発売されて、この竿の最初の感覚が忘れられません。
その後は、この竿に会う仕掛けを考えなくてはならなくなりました。天上糸は、東レのフロロ06です。
水中糸は、ナイロン02、フロロ015、メタル008メタル006です。
ハナカン回りは、一時06まで落としましたが、今は08と1号です。06も川により使用しています。
ハリスは、06から1.2号を使います。
基本的には06と08です。
1号以上は、よほど大きい鮎の川でしか使いません。竿と水中糸とハリスの関係です。
竿の特性で、糸が決まります。シマノ2.5の竿なら今のパターンがいいとおもいます。
シマノ2.75の竿なら水中糸はナイロン0175、メタル008が競技のできるパターンと思います。
さて、ジャパンと報知の仕掛けですが、竿、水中糸は上記に書いたとおりです。
ハナカン回りは08です。ハリスは、ジャパンも報知も08です。
いつも小さい鮎しか引船にいれてないものですから、最初から細ハリスと思ってください。 
                                     (回答者:佐竹 基義)
水中糸−FAQ02
竿と水中糸の関係について教えてください               
                                             【追加質問する】
竿と天井糸・水中糸、ハナカン回り・糸、針ハリス、針のバランスについて
この話は長くなります。今回は簡単な竿と水中糸の関係です。
竿には柔らかく胴調子のものと、固い先調子のものさまざまにあります。
僕は平成3年頃までは硬調の先調子の竿を使っていました。世の中、細糸時代に突入していました。04号を使用していて、突如02号ナイロンに挑戦です。
ブチブチ切れました。結束がだめと思い8の字結びから絹糸を足した8の字結びに変えました。切れる確立は減りましたが、それでも切れます。
H氏のD社の当時高い竿を借りたら、切れません。竿のせいです。
固い竿が、02号ナイロンの切れる全ての原因でした。
今ではこの単純なことさえ、当時理解出来ませんでした。
細い糸を使用するには、固い竿より柔らかい竿です。先調子の竿より胴調子の竿です。竿自体にクッションを吸収する力があるかどうかです。
ところが、当時柔らかい竿、胴調子の竿では、瀬の引き釣りがほとんど出来ませんでした。今では、だいぶん改良されていますが。
反対に、固い竿では竿の真下の泳がせ釣りは出来ても、上飛ばし、逆あげの釣りが非常にしづらいのです。おとりが超高速で上に泳ぐか、上へ行けばすぐにイヤ
イヤをするのです。ツンツンするような感覚です。
僕が単純にたどり着いたのは、固い竿は太糸、瀬の釣り。
柔らかい竿は細糸、上飛ばしの釣りです。
でも今は、ナイロンだけでなくメタルあり、フロロあり、伸びる糸、伸びない糸と様々です。基本さえ理解していれば、竿とのバランスは分かるのではないでしょうか




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