PLL Module+TurboController編
*注意:今回のレビューは改造などを取り扱うため非常に危険な情報を 含んでおります。 ここで得た情報により損害が出たとしてもメーカーを 含め誰にも責任を問うことは出来ません。 以上の項目に同意出来る方だけ先にお進みください(^.^) かなり前から気になっていたパーツではありましたが、まさか自分自身 が買うことになるとは夢にも思っていなかったパーツがこのPLL Module です(笑) このパーツを分かりやすく説明するとその道に1歩でも足を踏み入れたこ とのある人なら1度は耳又は目にしたことがあるであろう「原発乗っ取り」 を行うためのパーツであり、PLL ModuleとTurboControllerを組み合わせ ることにより最小0.1Mhz単位でのFSBの変更が可能になるまさにマニア の夢をかなえるパーツなのです. このパーツは「廃人の庵」の管理者であるヒロ坊さんにより企画販売され ておりPullPoPというページが販売専用のHPになっております |
これが以前にPC日記にてアナウンスしていた謎の電子パーツことTurbo
Controllerの 組み立てキットです、電子工作が苦手な人のために組み立て済みの商品も販売している ようですが20ページ近くの詳細な組み立て手順書がPDFファイルでダウンロード出来る ため組み立て自体はかなり順調に行きました。 半田ごてを使える人ならラジオを組み立てるより簡単に組み立てられると思います。 |
これが完成した状態です、本来なら組み立て途中の画像もアップしたいところなのですが ちょっと端折ります(笑) この状態では上段にクロック下段にPLL Module自体の発信周波数が表示されています その他にもリアルタイムでFSBやAGP及びPCIのクロックも見ることが出来ます この5インチベイ用のアダプターは別売りになっているのですが焼き付け塗装が施された 金属製のパーツであり、値段を考えれば格安で販売されています。 |
またその他にも豊富なオプション機能を持っておりこの画像においてはスタートアップ ディレイが動作している状態を示しております、これを設定しておけばここではあと149 秒間スタート周波数として設定しておいた500Mhzのまま動作することになります。 そもそもはぺルチェコントローラーを使用しているときなどに使用するらしいのですが フリーズ後のスキャンディスクを間違いなく定格で行うことが出来るのでとりあえず 設定してあります、その他にも急激にFSBを変更したときにはソフトランディングと呼ば れる保護機能も実装されており、まさに至れり尽せりのOC環境を提供してくれます。 |
さて次はMS-6167マザーボード側の映像です、これが改造前のPLL-IC部分の写真です そもそもMS-6167は遊休品として眠りについていたのですが今回の改造作業により急遽 最前線に送り込まれることとなりました(笑) K7Mでも改造は可能なのですがMS-6167 のネット上でのOCの実績によりこちらに決定しました。 やはり高FSBを狙う以上6層基板という構造には引かれるものがあります。 |
そしてこれが改造後の映像です(^.^) もともと基板についていた水晶発振器が取り外され今回取り付けられたPLL Moduleから クロックが供給されています、このパーツの取り付けはマザーごとに難易度にかなりの開き があるそうでMS-6167の場合は特A級の難しさだそうです。 このレポートを読んだ私は悩むことなくヒロ坊さんに改造を依頼しました(-_-) ややピントが甘いので見にくいのですがリード線を接続するだけでなく、Athlonの殻割り 失敗時に破損され一躍有名になった集合抵抗の移動作業(右側のリード線の接続先の 左側にあるムカデ状の抵抗)を伴なうため、私などが手を出したら壊すのがおちでしょう。 右側に見えるコネクターにより上で紹介したコントローラー部と接続します。 |