EP−8KTA3編
実に約4ヶ月ぶりの更新になってしまいましたが一応最新のEV6-266Mhz対応となるVIAKT133Aを載せたEPoXのマザーであるEP-8KTA3を入手することが出来ましたので、とりあえずレヴューを兼ねながら導入の様子をここにアップしていきたいと思っております。
マザー全体のレイアウトです、一目でわかる特長としてはPCIが6本あること、DIMMスロットが4本あること、ソケット周りに障害物がないことが挙げられます、一部の方にはISAがあることも大きなポイントになるかもしれませんね。 さらには右下にエラー発生時にPOSTコードを表示してくれるデジタル表示部も特長の1つでしょう、あまり必要のない機能だとは思いますが最近はやりのしゃべるマザーよりはましかなという感じがします。 それからノースチップにはいかついファンが標準で付いてきます発熱はすごそうですね。 |
ご覧のようにしっかりとDIMMSLOTは4本あるのですが取り説を見る限りはDIMMSLOTの3と4は共有SLOTということになっておりBANKの5と6をそれぞれ独立したSLOTにした形になっています、つまりDIMM3にシングルサイドのメモリを挿した場合にのみDIMM4を使用することができるようになりますがDIMM3にダブルサイドのメモリを挿した場合には通常の3DIMMマザーと何ら変わらないことになってしまいます。 まあ4DIMMというとKA7でのメモリパフォーマンスの悪さが心の中に残っているのですがこの方法ならバッファーを使っているわけでもないのでパフォーマンス的にも不安はないかもしれません。 |
電源周りのスィッチングレギュレーターは今までのEP8-KTAやKTA2に比較すると格段に大きな物が載っておりPalomino対応の名に恥じない物となっています、でもこれくらいのレギュレーターなら元祖Athlon時代のSLOTマザーにおいても見ることが出来ましたね(^^; |
このマザーはやたらとプリントパターンのみで部品が実装されていない部分が目立つのですが見るとわかるようにBIOSも設計段階ではDUALBIOSだったようです、コストダウンの結果なのかはたまたEP-8KTA3Plusにはしっかり載ってくるのかは不明ですが余り気持ちのいいものではありませんね。 上にも書きましたが丁度右側に見えるデジタル表示部がエラーメッセージ表示用のLEDとなっております |
そして今回1番びっくりしたのがこの映像です。 なんとチップファンで隠されたノースブリッジの実態はNV10GeForceと同じようなメタル埋め込みタイプとなっておりました、画像をじっくり見てもらえばわかりますがセンターのミラー部にはデジカメの一部が反射して見えるほどの鏡面になっています、この上に私が買ったマザーでははじめてシリコングリスが最初から塗られさらにはチップファンが標準で付いていることからもこのチップの発熱の凄まじさが感じられます。 しかし見とれるほど美しかったのも事実です(^^; |
最後におまけになりますがこのマザーって運搬用に?紐がついておりさらに白く見える部分はダンプロン製で非常に丈夫に出来ております、最初は通販で買ったので輸送用の箱なのかなとも思いましたがNet上で見る限りこのまま製品として入手可能なようですね、アキバあたりでたくさんのパーツを買って帰るときにはきっと役に立つのでしょう(笑) |