2-1 JRA-VAN Data Lab.について

馬トモEXをご利用いただくには、Data Lab.サービスで提供されるデータをダウンロードする必要があります。
詳しくは、JRA-VAN Data Lab.ホームページをご覧ください。

Data Lab.対応ソフトのご利用には、ご使用のパソコンに「JV-Link」がインストールされている必要があります。
JV-Linkがインストールされていない場合(初めてData Lab.対応のソフトをご利用の場合)は
JRA-VAN Data Lab.ホームページよりダウンロード・インストールしてください。

2-2 初期データセットアップ

馬トモEXを初めてご利用になる場合は、初期データセットアップを行い、Data Lab.からデータをダウンロードする必要があります。
また、馬トモEX Ver1.29以前をご利用の場合も、Ver1.30以降で初期データセットアップを行う必要があります。
馬トモ2をご利用で、初期データセットアップが完了している場合は、自動でデータが共用されます。

初期セットアップ手順

1、馬トモEXを起動する
馬トモEXを起動すると、メッセージ表示の後、データダウンローダーが起動します。

2、データファイルの保存先を選択する
「新規」ボタンをクリックして、データの保存先を選択します。
空き容量が十分にあるドライブを選択してください。
Windowsのシステムフォルダや、書込み権限の無いフォルダは選択できません。

分からない場合は、そのまま「選択」をクリックしてください。
以下の初期設定フォルダが保存先になります。
C:\Users\(Windowsユーザー名)\AppData\Local\Umatomo

3、ダウンロードするデータを選択する
過去のワイド、馬単、3連複、3連単オッズデータをダウンロードするか、選択します。
ダウンロードしない場合は、速報データをダウンロードしたレース以外は、上記のオッズは表示できなくなります。
この設定を変更するには、再セットアップを行っていただく必要があります。

4、JV-Link設定を行う(サービスキー未入力の場合のみ)
Data Lab.のサービスキーを入力して、「OK」をクリックしてください。
「データの保存設定」は、通常は変更する必要はありません。

5、初期データセットアップを開始する
メッセージの後、初期データセットアップが開始します。完了までお待ちください。
ダウンローダーが起動中は、馬トモEXの操作は行えません。
セットアップが完了したら、「終了」をクリックして、ダウンローダーを閉じてください。

セキュリティソフトについて

セキュリティソフト(ファイアウォール機能)によって通信が遮断され、エラーが発生する場合は、以下のソフトの通信許可を設定してください。

UEX.exe
Utm2EXDL.exe

設定方法につきましては、各ソフトのマニュアルをご覧いただくか、開発元までお問い合わせください。

→エラーの原因と対処法

2-3 馬トモ2とデータを共用する

馬トモ2をご利用の場合は、馬トモEXとデータを共用します。
どちらかで、セットアップを行えば、自動で共用が設定されます。

共用できるのは、レースや競走馬などの基本データです。
馬券帳、お気に入り馬、メモなどのデータは共用できません。

2-4 ユーザーデータ

馬トモEXでは、馬券帳メモ設定を複数保存することができます。
これらの記録・設定をまとめて、「ユーザーデータ」と呼びます。
注目馬は複数保存することができませんので、グループを使い分けてご利用ください。)

ユーザーデータは5つまで作成でき、それぞれ別の記録を切り替えて使用することができます。

ユーザーデータのバックアップ方法につきましては、こちらをご覧ください。

ユーザーデータの切り替え・追加

メニューバーより、「設定(O)」-「ユーザー追加・切替(U)...」を選択すると、ユーザー追加・切替ウインドウが開きます。

ユーザー追加・切替

ユーザーデータを切り替える場合は、「使用するユーザー」よりユーザー名を選択して「更新」ボタンをクリックします。
この時点では、まだ変更前のユーザーデータが有効です。
馬トモEXを再起動すると、ユーザーデータが切り替わります。

「追加」ボタンをクリックすると、新しいユーザーデータを追加します。

ユーザー名の変更

ユーザーデータを複数使用する場合は、使用者や目的に応じた名前を付ける事をお奨めします。
「使用するユーザー」から名前を変更するユーザーデータを選択してから、「ユーザー名」に名前を入力して「変更」ボタンをクリックすると、ユーザー名が変更されます。

Ver1.30以降のユーザーデータ変更点について

Ver1.30より、ユーザーデータの保存場所が変更になりました。
Ver1.29以前ののユーザーデータが存在する場合は、初めてVer1.30以降を起動した際に、新しい保存場所へファイルをコピーします。

Ver1.30で、馬券帳、メモなどが表示されなくなった場合は、ファイルのコピーに失敗している可能性が考えられます。
その場合は、以下の手順でファイルの手動コピーをお試しください。
ファイルのコピーを行う際には、馬トモEXは終了してください。

1、コピー元のフォルダを開く
通常は、馬トモEXのインストール先フォルダ内の「User」フォルダが、コピー元のフォルダです。
インストール先が、「C:\Program Files」等のWindowsのシステムフォルダの場合は、以下の場所に変わることがあります。
C:\Users\(Windowsユーザー名)\AppData\Loca\(馬トモEXのインストールフォルダ名)\User
(馬トモEXのインストールフォルダ名には、「Program Files」等、上位階層のフォルダも含まれます。)

2、コピー先のフォルダを開く
コピー先は、以下のフォルダです。
C:\Users\(Windowsユーザー名)\AppData\Local\Umatomo\UmatomoEX\User
(馬トモEXを起動して、「設定」―「ユーザーデータフォルダを開く」から開くこともできます。)

3、ファイルをコピーする
コピー元のフォルダ内にある、すべてのファイルとフォルダをコピー先フォルダ内に、上書きコピーします。
コピー元とコピー先を間違えないよう、ご注意ください。

2-5 通常データのダウンロード

出馬表やレース成績、競走馬等のデータ(通常データ)をダウンロードします。
通常データをダウンロードしないと、最新レースの出馬表や成績が表示されません。
データ種別と更新スケジュールを参照して、定期的に更新してください。

ボタンをクリックするか、メニューバーより「メイン(M)」-「通常データダウンロード(D)」を選択すると、データをダウンロードして更新します。

「中止」をチェックすると、更新を中止します。
中止した場合は、ダウンローダーを終了して、再度更新を行ってください。

ダウンローダーが起動中は、馬トモEXの操作は行えません。
更新が完了したら、「終了」をクリックして、ダウンローダーを閉じてください。

ダウンロード中のエラーにつきましては、→エラーの原因と対処法をご覧ください。

2-6 速報データのダウンロード

当日のレース成績、オッズ、馬体重、変更情報等のデータ(速報データ)をダウンロードします。

速報データは、日程や出馬表を表示する際に、自動で最新のデータをダウンロードして表示します。
初期状態で、自動ダウンロードを行うように設定されています。
設定の変更は、基本設定で行います。

メニューバーより「メイン(M)」-「速報データダウンロード(S)」を選択すると、今週開催全レースの速報データを一括でダウンロードすることができます。
自動ダウンロードを設定していない場合は、一括ダウンロードを行うか出馬表メニューの「更新」ボタンをクリックしないと、速報データはダウンロードされません。

2-7 データ提供スケジュール

馬トモEXで使用する主なデータの、基本提供スケジュールです。

通常データ

月曜日(前週開催日の次の日)
14:00頃

 前週のレース成績
 今週の特別登録馬
夕刻
 今週の特別登録馬のハンデ

木曜日(開催日の2日前)
16:30頃

 今週のレース出走予定馬(枠順確定前の出走予定馬)
 (一部GIレースのデータは、これより早い時間に提供される事があります。)

金曜日、土曜日(開催日の前日)
12:00頃

 翌日のレース出馬表
 (前日発売がある翌々日のレースも含まれます。)

日曜日
夕刻

 次週の特別登録馬
 (この時点では、今週の成績は反映されていません。)

速報データ

金曜日(金曜日発売があるGIレース)
土曜日、日曜日(開催日)
随時

 レース成績
 (3着まで確定、5着まで確定、全着順確定、全着順・コーナー通過順確定後)
 払い戻し
 オッズ、馬体重
 各種変更情報

2-8 エラーの原因と対処方法

エラーが発生して、馬トモEXを終了することができなくなった場合は、メニューバーの「ヘルプ」―「強制終了」を選択してください。

馬トモEXが応答しない、または、エラーメッセージが連続で表示されて操作できない場合は、以下の手順でタスクマネージャーから終了してください。

1、Windowsのタスクバーを右クリック
2、「タスク マネージャー」を選択して起動
3、タスクマネージャーの「プロセス」を選択
4、アプリ内の「UEX.exe」を選択
5、「タスクの終了」をクリック

どちらの方法で終了した場合も、メモ等の保存していないデータは失われます。

エラーコード表

ダウンロード時にエラーメッセージが表示される場合は、主に以下の様な原因が考えられます。
エラーが解決しない場合、下記以外のエラーメッセージが表示される場合は、サポートまで内容をお知らせください。

エラーコード主な原因と対処法
JVOpen -211
JV-Linkのレジストリが不正に変更された場合、または、JV-Linkの使用に必要なファイルが存在しない場合等に発生する可能性があります。
JV-Linkのアンインストール・再インストール(※)を行ってください。
JVOpen -301
Data Lab.の認証に失敗した場合に発生します。
入力されたData Lab.サービスキーが正しくない、または、複数のパソコンで同一のサービスキーを使用している可能性が考えられます。
JVOpen -302
Data Lab.サービスの有効期限が切れている場合に発生します。
サービス権の再購入が必要です。
JVOpen -303
Data Lab.サービスキーが設定されていない場合に発生します。
メインメニューの「設定」-「JV-Link設定」で、サービスキーを入力してください。
JVOpen -411、-412
-421、-431
Data Lab.サーバーに問題が発生した場合等に発生します。
長時間に亘り継続して発生する場合は、サポート<までお問い合わせください。
JVOpen -413
インターネットに接続できない場合、Data Lab.サーバーに問題が発生した場合、セキュリティソフト(ファイアーウォール機能)によって通信が遮断された場合等に発生します。
通信が遮断される場合は、セキュリティソフトで馬トモEXの通信許可を設定してください。
JVOpen -501
セットされているデータCD-ROMが使用できない場合に発生します。
正しいCD-ROMがセットされているか、ご確認ください。
JVOpen -504
Data Lab.サーバーのメンテナンスが行われている場合に発生します。
メンテナンス終了まで、お待ちください。
JVStatus -502
JVRead -502
通信エラーやディスクエラー等の原因により、ダウンロードが失敗した場合に発生します。
ご利用の環境に問題がある可能性が考えられますので、ご確認ください。
JVRead -402、-403
ダウンロードしたファイルに異常がある場合に発生します。
通常、異常ファイルが見つかった場合は、該当ファイルを削除してダウンロードをやり直す処理が行われます。
連続して何度もエラーメッセージが表示される場合は、ファイルの削除に失敗している可能性がありますので、サポートまでお問い合わせください。

※JVLinkをアンインストールすると、それまで使用していたData Lab.のサービスキーは使用できなくなります。
サービスキーの再発行方法につきましては、JRA-VAN Data Lab.ホームページをご覧ください。

2-9 データの保存場所とバックアップ

データファイルの保存場所は、メニューバーの「設定(O)」―「データフォルダを開く」、または「ユーザーデータフォルダを開く」で確認できます。
フォルダ内のフォルダ、ファイルを変更、削除すると、正常に動作しなくなる場合がありますので、ご注意ください。。

データのバックアップは、以下のフォルダをフォルダごとコピーして行ってください。

データベース
 開いたフォルダ内の「Umatomo2EX_Data」

ユーザーデータ、出馬表設定
 「C:\Users\(Windowsユーザー名)\AppData\Local\UmatomoEX」

復元する際は、復元先フォルダが存在する場合は上書きせずに、復元先フォルダを削除してから、コピーしてください。

「AppData」フォルダは、Windowsの初期状態では隠しファイルに設定されています。
表示されない場合は、エクスプローラーの「表示」タブをクリックして、「隠しファイル」をチェックしてください。

2-10 データ保存先の変更

PC、ストレージ間のデータ移行は、以下の手順で行います。
フォルダ、ファイルの操作は、必ず、馬トモ、ダウンローダーを終了してから行ってください。

1、データフォルダを移動する
馬トモEXを起動して、メニューバーの「設定(O)」―「データフォルダを開く」を選択します。
馬トモEXを終了して、開いた「Umatomo2EX_Data」フォルダをフォルダごとコピー、または移動します。

2、新しいデータフォルダを指定する
馬トモEXを起動すると、ダウンローダーが起動します。
「フォルダ指定」をクリックして、移動先のフォルダを選択します。
選択するのは「Umatomo2EX_Data」があるフォルダ(「Umatomo2EX_Data」のひとつ上の階層)です。
「Umatomo2EX_Data」を選択してもエラーになりますので、ご注意ください。

3、データを更新する
通常データの更新が開始します。完了までお待ちください。

2-11 再セットアップ

障害や不具合等が原因で、データベースファイルが破損した場合は、再セットアップを行っていただく必要があります。
再セットアップは以下の手順で行います。
フォルダ、ファイルの操作は、必ず、馬トモ、ダウンローダーを終了してから行ってください。

1、データフォルダを削除する
馬トモEXを起動して、メニューバーの「設定(O)」―「データフォルダを開く」を選択します。
馬トモEXを終了して、開いた「Umatomo2EX_Data」フォルダをフォルダごと削除します。

2、データ保存先を選択する
馬トモEXを起動すると、、ダウンローダーが起動します。
「新規」をクリックして、保存先を選択します。(前回の保存先が選択されています。)

3、データセットアップを行う
初期データセットアップが開始します。完了までお待ちください。