●「北へ。〜Diamond Dust〜」 個人的感想 その3
白石 果鈴
・どんな子? 自然気胸を患い、長期療養中の少女。 本来は明るい性格なのだが、長い病院生活&家族と頻繁に会えないため、寂しい思いをしている。 趣味は童話を書くこと。その童話を自分のHPにUPしている。 前作WIの主役<春野 琴梨>と同じ妹系キャラであり、なおかつ病気入院中と幸薄感も併せ持つ?ある意味濃い設定(運命)を背負わされたキャラクターです。(笑) シナリオ自体は、主人公が度重なるお見舞い+メールで観光地の写メール?送信を送っていくことで好感をもたれ、シナリオ中盤で容態悪化のために手術をしなければならなくなった時、果鈴の心の支えとなり手術に臨むことを決心させます。 (しかし、お兄ちゃんの友達だから「お兄ちゃん」って理屈は…普通無いぞと思ったりも。(^_^;)) 手術後は元気になって念願のデート。主人公を「お兄ちゃん」から「恋人」になってほしい…とよくある?セリフでラストに告白される… 誰がどうプレイしても、恋愛系シナリオの王道…と言うか、定番そのまんま…なのかな? 良くも悪くも安定した?シナリオで、平均的…なのかな〜と思えました。 ただ、プレイしてみて果鈴の持つ心の弱さ・危うさ?。低年齢?からくる甘え。天然?系のセリフなど、声優さんの力量と言うか演技力と言うか、キャラにハマっていたと思えます。 (妹系キャラの好きな方々には、どう映ったのだろう…と思ったりも…?) 「この声だから、果鈴なんだなぁ…」と、正直思えた訳でして。 個人的に、シナリオ内で果鈴が書いた童話が非常に良かったです。思わず唸ってしまいました。 また実の兄を格下げしていき、『お兄ちゃん15号』とかネーミングするのには、最高に笑えました。 |