●「北へ。〜Diamond Dust〜」 個人的感想 その1
茜木 温子
・どんな子? 函館の茜木鮮魚店で働く一人娘。 父親は子供の頃に病死しており、母子家庭にて育っている。 母親方の実家は結構な家柄らしく、祖母には頭が上がらない。 市場内の魚屋と言う環境で育ったためか、非常におおらかな性格である。 市場の中では人気者らしいが、結構ドジなところが受けているのかも…と思ったり。(笑) 血液型がO型と言う事で納得。 えらく幼く見える…が、実は二十歳の魚屋さんな彼女。 イカに対してかなりの思い入れがあるようです。(笑) 偶然、イカを運んでる彼女と運命的な出会い(道端でぶつかる…)となり、主人公をノックアウト… そのままお店に運ばれ介抱されます… そしてお詫びにと、イカにイカTシャツ、イカようかんをもらう導入部?から二人の物語がスタートします。 「北へ。DD」の中ではメイン・ヒロイン?的な扱いの彼女でして、何となく名前の『茜木』は『男気』もかけているのか…?と思えるくらい、元気(威勢)のいいヒロインです。(笑) 前作メインヒロインの<春野 琴梨>とは、えらく違うタイプのメインキャラとなりました。 (まぁ、単純に比べられる2人ではありませんが…) 運命的?な出会いから始まった彼女のシナリオは、進行していくと結構現実的でして、劇的なドラマを展開…する訳ではありません。 どちらかと言うと、月9(月曜9時の略)の青春トレンディードラマ的な感じとでも言いましょうか。(汗) 幼い頃に父を無くし、母子家庭で育った彼女。 家業が魚屋なためか、ちょっと?大雑把な性格に育った彼女ですが、家庭内のゴタゴタ+見合い話で煮詰まってる?所で主人公と巡り会い、その優しさに惹かれていく… ライトノベルでもありそうな雰囲気で物語が進んでいきますが、適度なコメディー&シリアスなシナリオ配分で楽しめました。 また、彼女だけ主人公のライバル的な存在(許婚)がおり、他のヒロインとのシナリオとはちょっと違った雰囲気を感じさせてくれます。(私だけかな…?) また詳しくは書きませんが、エピローグの部分では主人公との未来をハッキリと示唆しており、ある種このタイプのゲームでは王道的な終わり方だったなぁ〜と。 そう言う意味では、彼女がメインヒロインと言えるのだな…と思いました。 私の個人的な感想としては、本当に『活きのいい(笑)、彼女らしいシナリオだったな…』というところです。 しっかし、今でも彼女のプロフィール設定が公開された時のことは忘れれられません… マジで『えぇ、二十歳!!』と衝撃を受けた人は、私だけではないハズです…(笑) |