多次元直列日記 2009. 10 |
10月7日 (水) foro talk 和田智さん / 『ルフタ』にて南研究室紹介 午前、駒沢大学にて、あるプロジェクトの打合せ。午後、芝浦工大にて八束はじめさんと、モスクワワークショップの報告と翌日に控えたあるプレゼンテーションの打合せ。 夕方、白金にてforo08のコミッティーミーティングと、引き続きトークイベント。今日のトークのゲストは、インダストリアルデザイナーの和田智さん。和田さんはドイツのアウディのトップデザイナーを11年に渡り務めた方で、僕は車のデザインについては全く疎いが、いわばインダストリアルデザイン界のイチローのような方である。インダストリアルデザインの中でカーデザインというのは花形だそうで、その中でもアウディというのはトップなのだそうだ。(アウディのデザインがすごく好きという皆川明さんは、このトークに間に合うように日程を調整し、パリコレから帰国された。) まずは日産でいくつかのカーデザインをした後、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートに留学し、その後アウディへと転身する。具体的なデザインの話も面白いが、このような人生を経た方が、それぞれの局面でどのようなことを考えていたかがやはり面白い。和田さんは、アウディにてきわめて充実した日々を過ごされたが、その環境を捨て日本に戻ってきた。そして日本の状況に大きな不満を抱きつつ、新しい展開を企図されているようである。和田さんの今後の活動がとても楽しみである。 foroの次回のトークイベントは、いつもの白金をでて、六本木ヒルズで11月末に行われます。また昨年に引き続き、新宿柿傳ギャラリーでの天覧会も、来年2月に行われる予定です。あまり更新されないforo08のサイトですが、ニュース欄をときどきチェックしてみてください。 foro08 http://www.foro08.com/index.html (イマム) 建築系のフリーペーパー『ルフタ』の最新号(12号)にて、南研究室の活動をご紹介いただきました。下記。 http://www.luchta.jp/about/vol12.aspx (みなみ) |
10月5日 (月) 南さんの新しいアトリエ 新しいプロジェクトのために久しぶりにプロスペクターの3人が集合。今日は、先日引っ越したばかりの南さんの新しいアトリエを訪問。末広町が一番の最寄りだが、秋葉原や湯島、お茶の水からも歩いて行ける便利なところ。秋葉原文化と湯島文化の際にあたる、面白そうなエリア。新しいアトリエでの、南さんのますますの活躍を期待! (イマム) |
10月4日 (日) アクアスケープ 工学院の藤木隆明さんから、作品集『アクアスケープ』が届く。今年、イギリスで行った展覧会の際に作ったカタログが好評で、今回書籍と体裁を新たにして刊行されたそうだ。3年前の大地の芸術祭でのインスタレーション(作品名「アクアスケープ」がの本のタイトルとなっている)を含む、コンペ案その他ここしばらくの活動が、〈自然志向型建築〉というテーマのもと、紹介されている。 そして、「来るべき建築」の方向性として、 1)建築の植物化 2)建築の気管化 3)建築の流体化 4)建築の地形化 5)建築の鉱物化 6)建築の生物化 7)〈種〉の設計 8)建築の自然現象化 を挙げている。 ちなみに、イギリスでの展覧会でも、「アクアスケープ」の新しいヴァージョンを製作し、展示したようだ。この作品集は、現在南洋堂で入手可です。表紙がかわいい。 (イマム) |
10月3日 (土) 月餅 バイ スターバックス 仕事で北京に赴任中の友人が一時帰国し、お土産に月餅をもらう。日本では一年中手に入る月餅だが、本場中国では、今でもこの秋の月見のシーズンにのみ販売され、また親しい人に贈りあう特別なお菓子だそうだ。 月餅も時代の影響を受けているようで、もらったものはスターバックス製のもの。ハーゲンダッツ製などいろいろあるらしい。 (イマム) |
10月2日 (金) 藤井博巳講演会のお知らせ 来月の11月28日に、国士舘大学にて下記の講演会が行われますので、ご案内です。 ----------------------------------------------------------------------- この度、国士舘大学理工学部建築学系では、建築家の藤井博巳氏による講演会を11月に下記の形で開催することとなりました。 どなたでも参加できる無料の講演会ですので、皆さまにお越しいただければ幸いです。 「藤井博巳講演会」 演題:「余白の建築」 講師:藤井博巳氏(建築家) 開催日時:2009年11月28日(土)16:00開演(15:00開場) 開場:国士舘大学世田谷キャンパス 梅ヶ丘校舎 (東京都世田谷区世田谷4-28-1 駐車場はございませんので公共交通機関をご利用下さい。) http://www.kokushikan.ac.jp/access/setagaya.html 入場料:無料(先着申込制、自由席) 定員:300名 お申込方法:メール、電話でお申込み下さい。 メールでお申込の場合、お名前・フリガナ・人数・ご連絡先を明記の上、下記のあて先までお送り下さい。 なお、電話でのお申し込みは平日(月曜〜金曜)の10時から17時までにお願いします。 お申込み・お問合せ先:国士舘大学理工学部理工学科建築学系 国広研究室 mail: lecture_kokushikan09@yahoo.co.jp Tel: 03-5481-3295 東京都世田谷区世田谷4-28-1 担当:木原(キハラ) 主催:国士舘大学理工学部理工学科建築学系 詳細は、国広研究室のホームページ(http://www.eg.kokushikan.ac.jp/eng/kunihiro/)をご覧下さい。 (みなみ) |
10月1日 (木) ELLEオンライン ELLEという女性誌の、web版ページに、越後妻有への旅をナビゲートする記事が掲載されました。 エル・オンライン>トラベル>トラベルプラン(http://www.elle.co.jp/travel/plan/004) そちらでも紹介していますが、10月3日から「大地の芸術祭 秋版」が開催されます。作品数は限定されますが、夏に見逃した方は、機会があればいかがでしょうか。 「妻有田中文男文庫」(http://park18.wakwak.com/~prospector2/works/TT.htm)、 「再構築」(http://park18.wakwak.com/~prospector2/works/AP06.htm) などもご覧になれます。 詳細は大地の芸術祭のHP(http://www.echigo-tsumari.jp/2009/2009/09/post-170.html)で。 (山本) |
| 1 | 2 | 3 | |