diary
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1月3日 (土)  トウキョウ建築コレクション / 新年のご挨拶

前にも一度書きましたが、今年の〈トウキョウ建築コレクション〉の修士論文部門の、公開討論会のコメンテーターをつとめることになりました。そのサイトの情報が一通り揃ったようなので、ご覧ください。

〈トウキョウ建築コレクション〉http://www.tkc-net.org/

折角書き上げた論文が日の目を見ないのは、あまりにももったいない。また、面白い論文があるのであれば、ぜひ読んでみたい。昨年の記録集(写真右)を読んでも、選ばれていた論文はどれも興味深いものでした。今年もすぐれた論文が集まることを期待しています。こちらもきちんと読みますので。

修士論文を書いている学生さんたちは今が佳境でしょう。頑張ってまとめ挙げて、そして是非応募してください。また、この日記を読んでいる大学教員の方々は、ご自分の研究室でこれはという論文があれば、ぜひ応募を勧めてください。よろしくお願いいたします。

(イマム)


本年は、いくつかの建物が竣工いたします。また越後妻有アートトリエンナーレ2009への参加など、通常の設計以外の仕事もいろいろある年になりそうです。随時HPでもご案内、ご報告していきたいと思います。HPをご覧いただいている方々、また公私に渡ってお会いする方々、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
<写真1:干支にちなんで、本日、井の頭自然文化園で仔牛を見てきました>
(山本)

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1月2日 (金)  サロンのような教育の”場”

建築学会の機関誌『建築雑誌』の1月号が届く。このところの建築雑誌には「海外に学び日本に学ぶ」という連載のコーナーがあるのですが、この号にロンドンのAAスクールについての体験記「サロンのような教育の”場”」を寄稿しました。と言っても、かの学校にいたのはすでに20年近く前のことですが。

AAでの2年間は本当に濃密でした。まさにあけても暮れても、プロジェクトに取り組んでいました。ただそれも、慌ただしいというのではなく、じっくりと取り組む環境があり、本なども丁寧に読むことができ、気になる言葉はメモを取って繰り返し考えるなど、今考えると羨ましい限りです。

しかし、この文章でも書いたのですが、当時としてはとても楽しいといった感じではなく、僕もまわりの友人たちも、かなり厳しい思いをしていました。懐かしいですね。

写真:2008年のサマーレビューにのために学生によって作られたパヴィリオン

(イマム)

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1月1日 (木)  新年

明けましておめでとうございます。

本年は、内容のある日記を書き続けたいと、思いを新たにしています。引き続き、お付き合いいただければ幸いです。

正月は、私と妻のそれぞれの実家を訪問し、のんびりしました。3日の日は、宮城県の秋保温泉の近くの、秋保の滝を見に行きました。雪景色の中、高低差55メートルの滝の光景はなかなかなものでした。

(イマム)


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