diary
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3月31日 (水)  建築系ラジオ更新、オープンデスク、大学院

建築系ラジオがもろもろ更新されました。下記。

http://radio.tatsumatsuda.com/

http://tenplusone.inax.co.jp/radio/

春休みと新学期の始まりということで、このところ、アトリエ・アンプレックスの方に、いろいろな大学から、オープンデスク希望の学生が来ている。
技術的にはまだ未熟であったとしても、建築やインテリアの設計を志す、やる気のある学生は、大歓迎。

また、その延長で、大学院選びに関して、いろいろな大学の学生から相談されることが多い。オープンデスクは、そうした意味でも、情報を得る上での有益な活動になっている模様。
ちなみに南研究室も、他大学からの大学院進学を受け入れているので、関心のある学生は、メールにて相談して下さい。
活動内容の一端が、下記にて紹介されています。

http://www.luchta.jp/lab/labdetail/index.aspx?lbid=29

(みなみ)


3月30日 (火)  現場定例とプロジェクト打合せ

朝、横浜へ。住宅の現場定例。竣工まであと間近。
その後、大学へ。研究室にて仕事。プロジェクト・ミーティングと打合せもろもろ。
その後、都内某所へ。某プロジェクトの打合せに参加。
仕事でいろいろな場所を横断し、なかなか慌ただしい一日。

(みなみ)


3月26日 (金)  建築女子展の記事

南洋堂での建築女子展の模様を、下記にてご紹介いただきました。
http://kenchiku-blog.blogspot.com/2010/03/in.html

多くの学生が訪れていて、会場は活気に充ちて、さながら建築学生たちの情報交差点の様相を呈しています。
明日27日が最終日なので、ぜひ行ってみて下さい。
明日は僕も昼頃、会場に顔を出す予定です。

(みなみ)


3月25日 (木)  lecture on Tokyo

直前の告知となってしまいましたが、来週の月曜日に、飯田橋のブリティッシュ・カウンシルにて、東京についてレクチャーをします。今回のバンクーバーのように、東京についてレクチャーする機会がたびたびあるのですが、今回はいろいろなところで話している東京についての話を詰め込んだ内容の濃いものとするつもりです。言語は英語。

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t-sa forum evening lectures at British Council Tokyo

今村創平 / Souhei Imamura from Atelier Imamu
‘Tokyo: Context and Adaptability’
日程:2010年3月29日 月曜日
時間:17:30〜19:00
東京という魅力的で特別な都市。われわれが今見ているその姿は、太古からの地形や400年の都市としての歴史と深くかかわり合っている。そして現代都市東京は、世界各地のグローバル•シティと比較しても、いまだに可能性を秘めており、そのキーワードの一つがアダプタビリティ、変化を受け入れることが可能という、この都市固有のシステムである。豊かなコンテキストの上に重ね合わせられた高度なテクノロジーによって成り立つ都市東京を、分析し読み込む試みを行います。

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島崎威郎 / Takero Shimazaki from Toh Shimazaki Architecture (t-sa)
‘Small things in the everyday’
日程:2010年3月31日 水曜日
時間:17:30〜19:00
サイトとなる土地それぞれが持つ豊かなコンテキストを常にデザインに取り入れているロンドンの建築事務所Toh Shimazaki Architecture (t-sa)。スケッチ•ドローイング•モデル•コラージュや現場での写真などを交えながら、t-saが手がけてきたロンドン市内から郊外まで幅広い地域や規模のプロジェクトを、デザインと建設過程に重点をおいて紹介。また、今年で5年目を迎えるワークショップt-sa forumの活動などt-saで日々起こっている出来事についても語ります。

開催場所:British Council
1-2 Kagurazaka Shinjyuku-ku Tokyo city
Tokyo, Japan 162-0825

申し込み先:forum@t-sa.co.uk 佐用真巳まで

(イマム)


3月24日 (水)  バンクーバー四日目

(coming soon! imamu)

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3月23日 (火)  バンクーバー三日目 / 建築女子の展覧会

(coming soon! imamu)


アトリエにて仕事。
夕方、南洋堂書店に行き、ここで開催されている、建築女子学生の3年生による、設計課題展示会に顔を出す。下記。
http://www.kenchiku.co.jp/event/detail.php?id=1828

会場に入ると、いろんな人が来ていて、すでに盛り上がっていたので驚く。会場で五十嵐太郎さんにお会いする。
展示内容も、大学間交流を反映して、多種多彩で密度感があり、面白い。すでにいろんな有名建築家や建築評論家も見に来ていて、初日から大盛況。
今回、展示しているのは、日本大学の島矢愛子さん、渋谷舞さん、信州大学の植松千明さん、東海大学の今野未奈美さん、日本女子大学の加藤悠さん、芝浦工業大学の富永美保さん、田中蘭さんの7人。
みんなのやる気がストレートに伝わってくる展示内容で、見応えあり。特に、建築を学ぶ2年生、3年生は、いろんな意味で刺激になる部分も多いと思うので、必見。
是非、南洋堂書店に足を運んでみて下さい。

会場には、会期中、必ず出展しているメンバーの誰かがいるらしいので、本人たちから直接、解説を聞くことができます。
会期は今週末の27日までなので、みなさんお見逃しなく。

また、この期間中は、南洋堂書店の方で、屋上も特別公開して下さるとのこと。プロスペクターの3人で設計させていただいた、屋上の南洋堂ルーフラウンジの空間も、同時に体験することができます。

(みなみ)

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3月22日 (月)  バンクーバー二日目

(coming soon! imamu)

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3月21日 (日)  バンクーバー初日

(coming soon! imamu)

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3月19日 (金)  バンクーバーについて前もって知っていること

今週の日曜日からバンンクーバーに行きます。バンクーバーははじめてですが、いつものように前もって調べようと思ってもあまり情報がありません。カナダにしても、その歴史をまとめた新書といった手頃な本は見つからず、そういえば、オリンピックであれだけ放送があったにもかかわらず、この街についてはほとんど紹介されず、「そんなに見どころのない街なの?」という気もしてきます。

一方で、バンクーバーは「世界の中で最も住みやすい都市の第1位」であり続けているのも不思議です。パリやローマのように、これといった特徴があるわけではないが、自然は圧倒的に豊かだし、食べ物はおいしく、人々もフレンドリーということなのでしょうか。そうすると、今観光資源によって、都市間競争に勝とうというトレンドとは、違うベクトルの都市のようですね。

年末、バンクーバーから来日した知り合いに聞いた話では、カナダは昨今の緊急危機の影響が欧米に比べてとても少なく、またバンクーバーはオリンピック景気があるので、とてもいい状態だとのことでした。

ごく最近、ほかのバンクーバーの友人からのメールには、あまり海外には報道されていないけれども、オリンピックでは大赤字になっていて、市の財政は危機的な状況にある。あらゆることが仕分けの対象となり大幅に予算を削減されて、文化予算も例外ではない、と嘆いていました。しかし、今月に入って、バンクーバー美術館の新館建設プロジェクトが正式に発表になり、まわるところにはお金はまわるということのようです。ついでながら、覚えている方がいるかわかりませんが、一月にこの美術館の館長が来日し、アテンドしたことをこの日記に書きましたが、それはこの新館計画に絡んでのことでした。

先週、工学院大学の都市をご専門にしているK先生に話を伺ったところ、バンクーバー、シアトル、ポートランドが、都市政策がうまく行っている代表的な都市だということでした。

というわけで、いま一つ焦点を結ばないイメージを持ったまま、バンクーバーに行くことになりそうですが、またかの地からのレポートをしますのでお楽しみに。

(イマム)


3月17日 (水)  サスキア・サッセンさんと東京について話をする

著名な社会学者であるサスキア・サッセンさんを囲んで、東京の未来を語るというワークショップに誘っていただき、参加。六本木ヒルズ・クラブにて。ちょうど10名という少人数のセッションで、かつサッセンさんと司会の市川教授に挟まれるといういい席であったため、話もしやすかった(いつもの癖で、僕は話しが長かった恐れがあるが。)ちなみに通訳なしの英語のみなので、余分な時間を取られず、2時間強いろいろな話題が話された。

テーマとして、東京の未来が掲げられていたので、どうしてもこの都市についてみな意見を述べようとするが、サッセンさん曰く、グローバル・シティの時代とは、各都市間のネットワークの時代であって、ひとつの都市が単独でどう変わるかばかりを気にしていても仕方がないとのこと。それは確かであり、また一方では、都市としてある存在感を示せなければ、そのネットワークに入れないという問題もある。

僕が話したことの一つは、メタボリズムの性質をもつ東京は、サッセンさんが唱えるグローバル・シティーが不可避的に持つ、急激な変化に対して、ほかの都市に対して適応力があるのではないかということ。サッセンさんは、そうした柔軟性が必要ということには同意されたが、東京が他の都市に比較してそうだということまでに踏み込んでは意見を述べなかった。ヨーロッパの都市に比べれば明らかにそうであるが、この問題は引き続き、僕の課題。

今回の参加者で、僕だけが建築家でそれ以外は、社会学者や都市について研究者、コンサルタントという方々であり、いつもの建築界とは着眼点や話し方が違うのが勉強になるし、刺激になる。ついでながら、サッセンさん以外は、韓国人1名、中国人1名、ほか日本人。男性6名、女性4名。こうした場ではよくあるように、女性陣はみな英語が流暢で、男性陣は、、、。

(イマム)


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