多次元直列日記 2009. 11 |
11月25日 (水) 国士舘大学・テンプル大学建築展覧会 悲しみを、わずかずつ、乗り越え。 来週の11月30日〜12月5日に、銀座のINAX:GINZAにて、国士舘大学+テンプル大学による、合同設計スタジオ課題の展覧会が開かれます。 これは、INAX社のご協力により、両大学の合同設計課題として出題した、「青山に、INAX社のショールームを含めた複合ビルを設計する」という課題の学生作品を一挙に展示するものです。 参加無料でどなたでも観れるので、よかったらお越し下さい。 概要は下記です。 □ 国士舘大学・テンプル大学建築展覧会 http://www.kokushikan.ac.jp/tagblocks/SE/news/Topics/0000002485.html 期間:11月30日(月)〜12月5日(土) 10時〜18時(ただし、最終日は14時まで) 会場:INAX:GINZA 7階 http://inaxginza.info/access/index.html 地下鉄銀座線の京橋駅より徒歩2分です。 (みなみ) |
11月21日 (土) 山田幸司さん 建築家であり、一緒に建築系ラジオをやっていた親友である、山田幸司さんが、昨日、事故のため、亡くなられた。 あまりに突然のことで、信じられず、言葉がない。 こんなことが、あってもよいのか、と、わけもなく、悔しい。 あまりに悲しい。どうして。 (みなみ) |
11月19日 (木) 大井町の集合住宅現場 大井町の集合住宅の現場に行く。 (イマム) |
11月17日 (火) コンペ 研究室にて、コンペの作業中。 (みなみ) |
11月16日 (月) キャトル1年検査 昨年秋竣工したキャトル柿の木坂店の、一年検査を行う。 (イマム) |
11月15日 (日) 南研究室の活動紹介 『ルフタ』のページにて、南研究室の活動紹介をしていただいています。下記。 http://www.luchta.jp/lab/labdetail/index.aspx?lbid=29 (みなみ) |
11月9日 (月) 東京中央郵便局 東京駅前を通りかかった際に撮影した写真です。 東京駅前の旧東京中央郵便局ビル(設計:吉田鉄郎(逓信省営繕課))は、今年のはじめ、当時総務大臣だった鳩山邦夫氏が再開発計画の見直しを明言してかなり話題になった建物です。結局、表面部分を「剥製」として保存するという合意になったのですが、その結果として現在、こんな感じに取り壊されていました。本当に、表面の部分だけ残されていて、裏側は完全に無くなっています。その上、建築デザインの中核でもあった、鈍角コーナーの曲線部分が、工事の都合なのか、完全に壊されています。この状態を見る限り、建築の保存ということからは程遠い行為です。 旧東京中央郵便局を保存すべきかどうかという議論以前に、建築の価値というものに対する認識の低さに、暗澹たる気持ちになりました。そしてこの向かい側では、東京駅の大改修工事も行われています。 <写真1:東京駅側から=元、コーナーの曲線部に現場ゲートが。写真2:裏側から。写真3:ご要望があったので、東京駅の状態。> (山本) |
11月8日 (日) 建築展、藤井博巳講演会 11月3日(火)〜11月12日(木)の日程で、国士舘大学世田谷キャンパスの中央図書館エントランスホールにて、建築展を開催中です。 南研究室で先日、参加した実施コンペ応募作品や、学生作品なども展示中。注目は、ガウディ研究家の田中裕也さんによる、ガウディの実測図面の展示。すごい密度の図面に圧倒されます。 また、11月28日(土)の16時からは、キャンパス内にて、建築家の藤井博巳さんの講演会が開催されます。 いずれも入場無料でどなたでも観に来れるので、よかったらお越し下さい。詳細は、下記。 http://www.eg.kokushikan.ac.jp/tech-j/Ug/arch/index.html (みなみ) |
11月6日 (金) 大井町の集合住宅 上棟 (coming soon! imamu) |
11月5日 (木) レヴィ・ストロース逝く 合掌 文化人類学者クロード・レヴィ=ストロース氏が亡くなったとの報に接する。偉大なる知性の死に接し、心よりご冥福申し上げます。 100歳という高齢になっても、まだその頭脳は明晰であったという。僕もこの年になると、こうした偉人と対等になろうなどという夢はすでに持てないが、せめて良き読者であリたい。願わくば、その思想の一部でも自分が通訳となり、他の人に伝えられればと思う。 今月はある事情により、コーリン・ロウ著『コラージュ・シティ』と中谷礼仁著『セヴェラルネス』の読み込みをしているが、偶然にもどちらの本にも、レヴィ=ストロースの本からの引用がある。ともに、有名なブリコラージュの概念の箇所がであるが、両方の本において核となる役割を果たしている。 レヴィ=ストロースの『野生の思考』は、80年代のニューアカ・ブームの際の必読書であったが、そうしたトレンドとは別に、現在建築を考える上で、きわめて示唆に富む発想を行っていたことに思い至るのである。そもそも彼の生涯が1世紀に渡るのであるから、ある時代の潮流がどうのといってもしょうがないのであった。 本日は参加したあるコンペの残念会。次点という結果であった。 (イマム) |
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