郷土研究雑誌一覧 【2006年7月14日 新設】 【2008年8月13日 更新】 【2001年】 高澤 博「Anectoda −隠れた史実− シリーズ1〜17」『国立千葉病院ニュース』 所収 (2001年4月) 幕末から明治にかけての我が国の医療史に関する もので、佐倉にゆかりのある方々が随所に出てきます。 各号の内容はこちら 【2003年】 『多輪免喜』第2号(2003年 佐倉地名研究会) 内容は、佐倉市根郷地区の地名を紹介しています。 『NHK人間講座 』(2003年 日本放送協会) 「映画を見る眼」に、佐倉が舞台となった「死の棘」のことが書かれていました。 『ふるさと歴史読本 佐倉の自然』(2003年 700円 佐倉市発行) 佐倉の自然を、美しい写真とやさしい文章で紹介しています(全48編)。 「佐倉の自然 水と緑と生きものたちの街を目指して」 「佐倉の野生動物」「植物からみた自然環境」「印旛沼のなりたち」 「佐倉のケモノ」「タヌキをみかけたら」「帰化植物」ほか 『佐倉市史研究』 第16号(2003年3月 700円 佐倉市発行) 中澤惠子「明治・大正期における衛生思想の普及活動」 小倉和重「佐倉市吉見稲荷山遺跡の研究」 前川公秀「もうひとりの浅井」 外山信司「日蓮真筆感得記」ほか 『風媒花』第16号(2003年3月 300円 佐倉市教育委員会発行) 平川南「古代の印波と香取の海」 大川一光「下勝田の獅子舞」 浅野俊雄「身近な野鳥」 押尾忠「双体道祖神」 市立美術館企画展「香取秀真展」 【2004年】 『いんば沼』第24号(財 印旛沼環境基金) 「印旛沼の思い出」 藤崎健彦 「印旛沼と周辺水路の生き物」 新島偉行 「国際淡水年2003年にあたって」 太田勲 佐倉市教育委員会編『風媒花』第17号(2004年3月) 八百万の神 市立美術館 新収蔵作品紹介 青い目の人形 埴輪が語ること 写真にみる戦時下の佐倉 オランダゆかりの地巡り 佐倉日蘭協会事務局 登川誠仁と椅子 市民音楽ホール 甦る古の記憶 文化課埋蔵文化財班 今年度実施の2つの講演会から 「戦国時代の本佐倉城を考える・井野長割遺跡を知る」 『佐倉市史研究』 第17号(2004年3月 佐倉市) 「佐倉の自由民権運動」 矢嶋毅之 「須藤秀之助『唐太紀行』」 濱口裕介 「幕末期佐倉藩と文晁系画人たち」 古内 茂 「京成電気軌道志津駅誘致をめぐって」 白土貞夫 『歴史読本』7月号(2004年 新人物往来社)の特集 「坂本龍馬と幕末63人の群像」に、松本良順の小伝が掲載されています(100頁)。 また、橋本左内の小伝のページには堀田正睦への言及があります(110頁)。 さらに佐川官兵衛(戊辰戦争で活躍し、「鬼官兵衛」の異名をとった会津藩士だそうです)の小伝には、 降伏後の官兵衛は、東京の佐倉藩邸において謹慎を命じられ」(98頁)という記述があります。 徳川幕府に恩義があるはずの佐倉藩の人々は、徳川家への忠義を掲げて新政府軍と戦った人物に対してど んな感情を抱いて、迎え入れたのでしょうか。 『歴史読本』 10月号(2004年 新人物往来社) 「特集 300藩 大名夫人の幕末維新」で、最後の佐倉藩主堀田正倫夫人、吉子が紹介されています。 【2005年】 『佐倉市史研究』 第18号 (2005年3月 佐倉市) 中村政弘「千葉県の町村合併の歴史について(講演録)」 濱島正士「佐倉市内の神社建築にみる形式手法の変遷」 前川公秀「窪田洋平という人」 須藤茂樹「堀田上野介殿一条書物之写」 中澤恵子「公設消防組の誕生」 北詰栄男「仲町山車覚書き」 佐倉野草会『野草をたずねて』NO23(2005年3月) 坂戸方面のスギ植林 雑木林下草について 松平喜美代 タンポポ「道端植物園」から 辻さつき 岩富カタクリの観察会 佐藤幸子 他 佐倉市教育委員会『風媒花』NO18(2005年3月 300円) 甦る古の記憶2 シンポジウム「井野長割遺跡を考える」 佐倉の美術―先人からの贈り物 城下町佐倉の名刀展 井原重之 佐藤泰然生誕200年によせて 酒井シヅ 平将門・惣五郎伝承と佐倉 高橋敏 『我孫子市鳥の博物館研究報告』第13号(2005年 我孫子市鳥の博物館) 「印旛沼鳥類目録」があります。 1970年代から2004年までの約30年間で、233種が確認された。ほかに8種類の外来種が確認されたとあり ます。このほか、貴重なデーターが掲載されています。 『なりた』NO・93(2005年 成田山霊光館) 門脇利明氏の論文「『成田山新勝寺史料集』に登場する力士(下)」に、江戸時代の巡業相撲が佐倉で 2回、行われたとありました。 弘化3年(1846)と、嘉永5年(1852)で、弘化3年の興行は、新町にある教安寺で行われたそうです。 巡業番付があり、西四段目12枚目(尻)に、「印旛かた」という力士がいたそうです。また、安政2年 (1855)に清光寺(酒々井町)で行われた興行では「印旛ノ浦」という力士の名前もあるそうです。 『かわとはきもの』NO132(2005年 東京都立皮革技術センター台東支所) 表紙の裏に「靴の歴史散歩77」があり、「神田の合同ビル(千代田区鍛冶町1−6−17)5階にあ る西村記念室の収蔵資料を15回にわたって紹介してきたが、今回をもってまとめとしたい」とありま した。 西村とは、佐倉市民体育館前にある銅像の人物です。佐倉藩士でもあった西村茂樹の弟で、明治になっ て東京に出て靴やレンガタイルなどの事業を興しました。 冊子には渡辺陸氏が「詩歌・小説の中のはきもの(第5回)」を連載しています。渡辺氏は文学の中に 描かれた「はきもの」を紹介しています。 『ヨミウリウイークリー 2005 7.31号』 (読売新聞東京本社) 「麹町学園女子中学校・高等学校の創立者の大築佛郎は、同じ千葉佐倉藩の津田梅子らと女子教育の 振興について喧々諤々と論じあったというエピソードが伝わっています」(65頁) 【2006年】 『佐倉市史研究』第19号(2006年3月 佐倉市) 【特集】 内田理彦「井野長割遺跡の国指定史跡報告」 小倉和重「環状盛土遺構研究の一視点」 田中大介「井野長割遺跡 昭和44年踏査時採集資料の紹介」 【講演録】 大豆生田稔「堀田農事試験場について」 【資料紹介】 外山信司「千葉県立中央図書館所蔵『釈奠(せきてん)儀略』について」 【研究】 古内茂「幕末佐倉藩絵師『河嶋雪航』とその弟子『林田雪桂』について」 海野道義「千葉県佐倉高等学校の『鹿山文庫』所蔵の仏書について」 『風媒花』(No.19 2006年3月 佐倉市教育委員会) 前川公秀「浅井忠と俳句」 中村俊彦「佐倉の里やまの自然を守る」 濱嶋正士「佐倉高校記念館の建築構造」 外山信司「明治の学舎・佐倉高校記念館の歴史」 伊藤三郎「千葉氏と佐倉の中世」 石井肇「佐倉・歌舞伎・今は幻」 佐倉野草会『佐倉市植物目録 2006』(B5版 108頁 2006年3月 佐倉野草会) カラーで12頁、96種類の植物が紹介され、また1250種の目録が綴られています。 雑誌『いんば沼』第27号(2006年5月31日 印旛沼環境基金) 内田儀久「いんば沼を撮る ー私なりの”流”ー」 堀田和弘「いんば沼の水の”み・な・も・と”」 本橋敬之助「外来生物法と、いんば沼の外来生物」 雑誌『多輪免喜 臼井の地名』第3号(2006年10月 佐倉地名研究会) 雑誌『うすゐ』第22号(2006年12月 臼井文化懇話会) 立原三知男「臼井地区の屋号」 岡野康夫「印旛沼ーおいたち/伝説/吉植一家など」 中村正「下総台地の旧軍飛行場」 早田純弘「地名『うすい』考」 山倉洋和「土井利勝研究ノート(一)概説編」 宮地正人「佐倉連隊とその時代」 千葉滋胤「東国武士団と鉄について〜千葉氏妙見信仰と鉄との関係」ほか 【2007年】 『佐倉市史研究』第20号(2007年3月 佐倉市) 【特集】 旧堀田邸(重要文化財 旧堀田家住宅) 旧堀田邸の建築、その形式と系譜・・・濱島正士 旧堀田邸の庭園・・・田畑貞寿 後期堀田氏家臣団における縁組手当金について・・・藤方博之 「佐倉邸家扶日記」にみる堀田伯爵家・・・土佐博文 【講演録】 佐倉連隊と地域・・・一ノ瀬俊也 【資料紹介】 千葉県立中央図書館所蔵『釈奠(せきてん)儀略』について(2)・・・外山信司 【投稿】 佐倉新町の変遷・・・塚本良子 雑誌『風媒花』第20号(2007年3月 300円 佐倉市教育委員会) 濱島正士 「重要文化財旧堀田家住宅」指定記念講演会 黒住耐二 井野長割遺跡と古環境 佐倉市教育委員会 佐倉の石碑 『文藝 特集・笙野頼子』冬(2007年11月 1000円 河出書房新社) 写真撮影は佐倉で行われ、笙野さんのバックに佐倉の風景がカラーで写っています(佐倉とわかり ます!)。また、自筆年譜・アルバム・全著作レビューなどがあり、たいへんに参考となる本です。 【3月】 『佐倉市史研究』第20号(2007年3月 佐倉市) 【特集】 旧堀田邸(重要文化財 旧堀田家住宅) 旧堀田邸の建築、その形式と系譜・・・濱島正士 旧堀田邸の庭園・・・田畑貞寿 後期堀田氏家臣団における縁組手当金について・・・藤方博之 「佐倉邸家扶日記」にみる堀田伯爵家・・・土佐博文 【講演録】 佐倉連隊と地域・・・一ノ瀬俊也 【資料紹介】 千葉県立中央図書館所蔵『釈奠(せきてん)儀略』について(2)・・・外山信司 【投稿】 佐倉新町の変遷・・・塚本良子 雑誌『風媒花』第20号(2007年3月 300円 佐倉市教育委員会) 濱島正士 「重要文化財旧堀田家住宅」指定記念講演会 黒住耐二 井野長割遺跡と古環境 佐倉市教育委員会 佐倉の石碑 【11月】 『文藝 特集・笙野頼子』冬(2007年11月 1000円 河出書房新社) 写真撮影は佐倉で行われ、笙野さんのバックに佐倉の風景がカラーで写っています(佐倉とわかり ます!)。また、自筆年譜・アルバム・全著作レビューなどがあり、たいへんに参考となる本です。 |