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2002年下半期レース結果

★2002スプリンターズステークス★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 ビリーヴ 220 110 590 960 ┓240  
2着 アドマイヤコジーン   130     ┃230 ┃810
3着 ショウナンカンプ   140       ┛320

【コメント】(2002/9/30記)
馬単、3連複が発売されてから初めてのG1ということで、わくわくしていたのですが、まず頭数が揃わなかった
のが残念でした。また、結果的に非常に堅い馬券となり、新馬券の魅力?は発揮されませんでした。
今回、東京競馬場が工事中のため、変則開催となり、新装新潟コースでの開催となりました。
直線の長い新潟ということで注目していたのですが、直線の短い内回りコースということもあり、先行した
有力馬同士での決着となりました。勝ったビリーヴはこの夏の上がり馬で、サンデーサイレンス産駒です。
この秋は追悼ということで、サンデーサイレンス旋風が吹き荒れるのでしょうか。

★2002秋華賞★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 ファインモーション 110 100 470 500 ┓240  
2着 サクラヴィクトリア   200     ┃560 ┃2260
3着 シアリアスバイオ   330       ┛1480

【コメント】(2002/10/13記)
前走までの圧倒的な強さ、そして鞍上は武豊。前日の単勝前売りオッズは1.0倍という人気でしたが、その人気に応え、
横綱相撲でファインモーションが無敗の3歳女王となりました。道中は好スタートから先行し、4コーナーでは外めから
豪快に脚を伸ばし、2着争いを尻目に悠々とゴールインしました。本当に強い、の一言です。
この馬の強さは牡馬を相手に、また世界を相手にどこまで通じるのかぜひみてみたいものです。
2着には外からサクラヴィクトリアが追い込みを見せ、トライアルのローズSと同じ1、2着となりました。
桜花賞馬アローキャリー、オークス馬スマイルトゥモローの不出走、シャイニンルビーのゲート入り不良による
大外枠発走が残念でした。

★2002菊花賞★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 ヒシミラクル 3660 880 96070 182540 ┓20170  
2着 ファストタテヤマ   2250     ┃3680 ┃344630
3着 メガスターダム   330       ┛12170

【コメント】(2002/10/20記)
馬単、3連複が発売されて初めてのG1シーズン、スプリンターズS、秋華賞と静かな滑り出しでしたが、菊花賞で、
どーんと3連複の30万馬券が来ました。ダービー1〜3着馬不在で、多少の波乱ムードはありましたが、
ゲートが開き、この秋G1で2騎乗機会2勝の武豊が1番人気のノーリーズンからいきなり落馬したところから、
大波乱のドラマが幕が開きました。
雨の影響もあったのでしょうが、まさに各馬初体験の3000mのレースで、流れに乗った馬がチャンスをものにする
レースとなりました。勝ったのは4コーナーから早めに抜け出したヒシミラクル、2着は大外から勝ちパターンで見せる
鋭い追い込みを見せたファストタテヤマでした。こういうことがあるから競馬は面白い。でも当てるのは難しい・・・・・

★2002天皇賞(秋)★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 シンボリクリスエス 650 200 1720 4020 ┓700  
2着 ナリタトップロード   190     ┃1040 ┃5640
3着 サンライズペガサス   200       ┛910

【コメント】(2002/10/27)
G1馬6頭が参戦し、どの馬が勝ってもおかしくないような好メンバーが揃いました。
レースはスタートからゴーステディが先頭に立ち、平均ペースで淡々と流れているように見えました。
3コーナー過ぎからレースが動き出し、4コーナーでは馬群が固まりましたが、ゴール前抜け出したのは54歳の
誕生日間近のベテランジョッキー岡部騎手が手綱を取るシンボリクリスエスでした。好位追走から直線力強く
抜け出し、見事古馬の壁を打ち破りました。藤澤調教師はバブルガムフェローに続いて2頭目の3歳馬による
天皇賞(秋)制覇です。2着には直線で外から脚を伸ばしたナリタトップロードが入りました。心配された天候も
回復し、この馬の実力は全て出し切れたのではないでしょうか。
比較的堅く収まりましたが、エイシンプレストン、ダンツフレーム、ツルマルボーイ、テイエムオーシャンなどの
実力馬の見せ場がなかったのがちょっと残念でした。

★2002エリザベス女王杯★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 ファインモーション 120 100 360 410 ┓190  
2着 ダイヤモンドビコー   140     ┃220 ┃650
3着 レディパステル   150       ┛430

【コメント】(2002/11/10記)
僕が競馬を始めてから、最も強い牝馬という印象があるのはエアグルーヴですが、このレースを見て、勝った
ファインモーションはめちゃめちゃ強い馬だと感じました。初めての古馬との対戦でしたが、スタート後好位の3番手に
つけ、4コーナー手前からしかけて早めに先頭に立ち、危なげなく勝利をものにしました。ゴール前も必死に追う
ところはなく、1頭次元の違う強さでした。脱帽です。
ファインモーションについては今後が注目されます。古馬の牝馬を撃ち破った後は、いよいよ古馬の牡馬との対決に
なるのでしょうか。ジャングルポケット、エイシンプレストン等もあっさりと打破して国内制覇を遂げるのでしょうか。
2着にはダイヤモンドビコーが入りました。ペリエ騎手の腕をもってしても、ファインモーションに一太刀浴びせることは
できませんでした。

★2002マイルチャンピオンシップ★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 トウカイポイント 2380 710 15530 36370 ┓4650  
2着 エイシンプレストン   380     ┃15650 ┃379390
3着 リキアイタイカン   2090       ┛11040

【コメント】(2002/11/17記)
前週のエリザベス女王杯とはうってかわって、混戦ムードが漂う一戦でしたが、菊花賞に引き続きどどーんと3連複で
30万馬券が飛び出しました。1着になったのは前走の富士ステークスで不利があり5着に敗れたトウカイポイントでした。
トウカイテイオー産駒では初のG1制覇ではないでしょうか。
2着には天皇賞の敗戦でちょっと人気を落としていたエイシンプレストンが入り、実力のあるところを見せつけました。
3着には人気薄のリキアイタイカンが入り、3連複高配当を演出しました。1枠からのロスのないスムーズな競馬ができた
のではないかと思います。
結果は大荒れとなりましたが、各馬の実力はそれほど差がなく、道中の位置取りやレースの流れに乗れたか否かが
勝負の分かれ道になったと感じました。自分が本命に考えたグラスワールドは4コーナー回ってからがスムーズでなく、
見せ場もなかったので残念でした。

★2002ジャパンカップダート★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 イーグルカフェ 2080 380 60100 120240 ┓11280  
2着 リージェントブラフ   1290     ┃940 ┃52270
3着 アドマイヤドン   130       ┛4280

【コメント】(2002/11/23記)
共にダートの前走を圧勝したゴールドアリュールとアドマイヤドンに人気が集まりました。4コーナーを回り、この2頭は
共に先団に居たのですが、その2頭を内から交わしデットーリ騎手鞍上のイーグルカフェがダート戦初勝利をG1制覇で
飾りました。人気2頭の敗因は定かでありませんが、4コーナーを回って先頭を射程圏内に捉え、馬の闘争心を引き出した
デットーリ騎手の騎乗が見事でした。また、フランス帰りのこの馬を良好な状態で出走させた小島太厩舎も素晴らしいと
思いました。2着には外から人気薄のリージェントブラフが突っ込み、馬券はまたもや荒れました。このレースも前週の
マイルCSに引き続き、馬の力の差というよりはレースの展開、道中の位置取りが勝負の分かれ道だったと感じます。
外国馬ですが・・・・掲示板には1頭も載りませんでした。ちょっと国際レースとしては成功していない気がします。

★2002ジャパンカップ★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 ファルブラヴ 2050 550 25600 45850 ┓7220  
2着 サラファン   910     ┃1360 ┃35730
3着 シンボリクリスエス   160       ┛3040

【コメント】(2002/11/24記)
ここ数年のジャパンカップでは日本馬が強くて面白くない、というようなことを考えていたのですが、今年は外国馬の
ワンツーフィニッシュとなりました。日本馬でまた決まりかな、と思いつつも結構外国馬の馬券を買っていたのですが、
見事に買っていない外国馬で決まりました。
上位に来た馬はもちろん強いのですが、やはりこの結果からは騎手の話を書きたくなります。勝ったファルヴラヴの鞍上は
昨日イーグルカフェでジャパンカップダートを制したデットーリ騎手でした。連日単勝20倍以上の馬を勝利に導いた
その手腕は見事としかいいようがありません。フジTVの解説で社台ファームの吉田さんがこの騎手が騎乗するだけで
その馬は5馬身増し、と言っていましたが、まさにそんな感じです。外国人ジョッキー恐るべし!!!

★2002阪神ジュベナイルフィリーズ★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 ピースオブワールド 150 120 4880 5570 ┓1790  
2着 ヤマカツリリー   710     ┃790 ┃19720
3着 ブランピュール   380       ┛6270

【コメント】(2002/12/01記)
1勝馬も混じるメンバーでの2歳牝馬のG1レースでしたが、ここまで3連勝で圧倒的1番人気に推されたピースオブワールドが
直線、力強く伸びて堂々の4連勝を飾りました。そのレースぶりから非常に強い!という印象です。
レースはTV観戦していたのですが、ワナとグランドサファイヤのゲート入りが非常に悪く、先にゲートインしている馬への影響が
ないか心配しました。
2着以下はどんぐりの背比べという感じで熾烈な争いでしたが、鞍上に安藤勝騎手のヤマカツリリーがしぶとくくいこみました。
ヤマカツリリーの母はエリザベス女王杯を勝ったリンデンリリーよいうことで、血のなせるわざでしょうか。
来年の牝馬クラシック路線はこのピースオブワールドを中心に回りそうです。このレースを除外になってしまった
アドマイヤグルーヴとの対決は見られるのでしょうか。

★2002朝日杯フューチュリティステークス★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 エイシンチャンプ 2130 570 4810 14610 ┓1890  
2着 サクラプレジデント   150     ┃2250 ┃9620
3着 テイエムリキサン   230       ┛570

【コメント】(2002/12/08記)
混戦模様のこのレースを制したのは、前走京都2歳Sを勝ちあがって中1週でこのレースに臨んだエイシンチャンプでした。
この馬は8戦のキャリアを持ち、実戦を通して実力をつけてきたようです。福永騎手は前週の阪神JFに引き続き、
2週連続でのG1制覇となりました。お見事です。
1番人気のサクラプレジデントはスタートが切られた瞬間立ち上がっており、数馬身の出遅れとなりました。
どうなることかと思われましたが、直線内から鋭い末脚を繰り出し、連対を確保しました。この馬は相当に強そうです。
無事であれば、来年の牡馬クラシック路線の主役を演じそうです。
武豊のサイレントディールは速いペースでの逃げとなり、直線半ばでつかまってしまいました。馬の気性の問題も
あるのでしょうか。。。。

★2002有馬記念★

    単勝 複勝 連勝 馬単 ワイド     3連複
1着 シンボリクリスエス 370 150 14830 20630 ┓3530  
2着 タップダンスシチー   1250     ┃1050 ┃40570
3着 コイントス   470       ┛6040

【コメント】(2002/12/23記)
有馬記念、中山競馬場に見に行ってきました。内馬場のところで見ていたのですが、スタンド側は超満員でしたね。
10万人を超える来場者だったようです。
レースはファインモーションが逃げ、それまでのレースのように後続を突き放して勝ってしまうのかと思いきや、
それを競り落とし、4コーナーで悠々と先頭を走っていたのはタップダンスシチーでした。ゴール前400mでは2番手と
5馬身くらいの差があり、このまま勝つかと思いきや、1頭、矢のような末脚を見せてシンボリクリスエスが差し切りました。
シンボリクリスエス、強かったです。来年は海外遠征とかするのでしょうか。
去年はアメリカンボス、今年はタップダンスシチーが2着に入りまたも馬連は万馬券になりました。
シンボリクリスエス以外の他のG1馬が見せ場も作れなかったのが残念でした。

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