ホーム秋の京都宝筐院(1)

宝筐院(1)

 二尊院から、歩いて約5分です。嵯峨釈迦堂清涼寺から歩いて1分くらいです。ここには、駐車場がありませんので、清涼寺に車を停めて、拝観して良いと思います。


 清涼寺の駐車場は、500円かかりますが、ひろいです。30台は、停められます。清涼寺の近くは、観るべきものが多いです。


(簡単お寺紹介)

 宝筐院(ほうきょういん)は、平安時代に白河天皇(1053〜1129)の勅願によって建てられ、善入寺となづけられました。

 南北朝時代の楠木一族の英雄・正行(まさつら)を祭っています。その理由は、南北朝時代にこのお寺を再興したのが、黙庵周諭禅師で、正行と禅師は知己があり、後事をたくされたためです。

 その正行の話を禅師から聞いた足利義言全(よしあきら・尊氏の子供)は、その人柄に惚れて自分もそのかたわらに葬るように頼んだそうです。

 このことにより、南北朝時代お互いに戦った足利と楠木を祭るお寺になりました。

拝観時間 9時〜5時  
拝観料     400円

ここの紅葉は、大変美しく、隠れた名所とされています。
私が思うには、祇王寺に匹敵するのではないかと思います。

宝筐院の写真@


ここが、お寺の正面です。右手から入ります。
宝筐院の写真A


お寺の中に入ると、モミジの木を中心に沢山の植木があります。紅葉したら、さぞかし奇麗だと思います。


宝筐院の写真B



お寺の中には、細い道があり、苔がしかれ、道にかぶさるようにモミジが植えてあります。


写真をクリックして下さい。この場所の動画が出ます。

宝筐院の写真C


スイフヨウの花が、ピンクと白に咲いてました。
宝筐院の写真C


スイフヨウの花が、楠木と足利をあらわしてる気もしました。


(平成14年10月20日作成)

                           
実は、ここは、あるタクシーの運転手の方に教えて頂きました。「今まで、一番奇麗だと思ったところは、どこですか?」と訪ねた時、彼はこのお寺をあげられました。

次のページでは、さらに詳細に解説します。


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