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詩 仙 堂(1)

 詩仙堂は、その建物よりも、春夏秋冬の庭を楽しんでもらいたいものです。今回は、早春にちなんで、梅とツバキ(ワビスケ)と、有名な鹿おとしについて掲載します。


 詩仙堂は、叡山鉄道の一乗寺駅から歩いて10分くらいのところにあります。時の文化人石川丈山が余生を過ごしたところです。その庭は見事です。特に水の流れの取り入れかたが素晴らしく、また季節毎の植木も奇麗です。

 一見の価値はあります。時間があったら、是非訪れてみてください。拝観時間は、9:00〜17:00で、拝観料は150円で、駐車場はありますが、有料で500円です。


 気を付けて欲しいのは入り口(小有洞・しょうゆうどうの門)を、見落とすことが多いいです。一乗寺下り松の方から登って来ると、一つ目の駐車場が左手にあり、そのすぐ右手に駄菓子屋さんがあり、すぐ上が詩仙堂です。八犬神社まで行ったら、行きすぎです。

 一応、地図を掲載します。参考にして下さい。別窓です。(⇒詩仙堂までの地図


 私は、何回か見落としました((^-^))。今回掲載した写真は、今年の3月9日のものです。

詩仙堂の写真@ (老梅関・ろうばいかんの前の梅)

老梅関の前の梅の写真です。大変奇麗です。

詩仙堂の写真A (鹿おどし)

正式名は、”僧都・そうず”(添水)と言います。

庭を、鹿や猪に荒らさないように、考案されたものです。

丈山自身も余生をこの音を聞いて過ごしたと言われてます。

写真をクリックされますと、動画が掲載され音も聞くことができます。
詩仙堂の写真B (カンツバキ)


鹿おどしの傍の、カンツバキです。侘び助の一種ではないかと思います。濃い赤い花が大変奇麗でした。

詩仙堂の写真C (流葉シ陌・りゅうようはく@)

浅い池ということですが、これが素晴らしい。

水を実に上手く流している。浅いので泳いでいる鯉が良く見えます。

夏は日当たりが良いので、水温も上がるはずだが、水が結構流れているので、水温もそれほど上がらないのでしょう。

写真をクリックされますと、動画が掲載されまわり全体の雰囲気がわかります。

詩仙堂の写真C (流葉シ陌A)


浅い池を渡ったところで写真を撮りました。

向こうに見えているのは、藤棚です。

サツキ・ドウダンツツジが、玉仕立てに奇麗に剪定されてます。

菖蒲もあり、5月頃が楽しみです。
詩仙堂の写真D (ピンクの侘び助@)


残月軒の傍の、ピンクの侘び助です。お寺の人に伺ったので、間違いなく侘び助です。

他にも、奇麗な白の侘び助があります。

今回は、この木が珍しく印象に残ったので、掲載させてもらいました。
詩仙堂の写真E (ピンクの侘び助A)


ピンクの侘び助の拡大写真です。


(平成14年3月14日作成)

                           


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