悟浄×三蔵
小説
 沙希様

「月の光」


悟浄が三蔵を呼び出した。
始めは行く気などなかった三蔵だが、仕方なく暇潰し程度に悟浄に呼び出された場所に行った。
1本の木の下に、酒瓶を片手に座りながら満月を眺めている悟浄がそこに居た。


「こんな所で何をしている・・・・」

興味なさげに三蔵がそう聞く。
三蔵の声に反応して、悟浄がゆっくりと振り返った。
振り返った時の悟浄の髪が月光の光に照らされていて妙に綺麗だった。
「まあ、こっちに座れよ」と言わんばかりに悟浄は手招きした。
三蔵は、フゥとため息をつきながら悟浄の隣へと座った。

「俺は、『何をしている』と聞いたんだがな」
「いいじゃん、別に。俺は、ただお前と一緒に月見酒をしたかっただけだし」
そう言いながらも酒を飲み続ける悟浄を三蔵は横目で見る。
三蔵の視線に気付いたのか、悟浄は酒瓶から口を放すとニィと笑った。

「・・・欲しい?」

悟浄は低く甘い声でそう呟く。
「月見酒がしたかったんだろ?酒がなければ、なんの意味もないだろうが」
「さっさと寄越せ」と付け足す言葉を三蔵が言うと、口角を上げた悟浄が酒を口に含み、そのまま三蔵に口付けた。

「んぅ・・・」
軽く目を見開いた三蔵は必死に抵抗した。
しかし、それも無駄な抵抗だったかのように三蔵の体は木の幹へと押し付けられた。
手首をきつく掴まれ唇を放すことさえできない三蔵は、息苦しそうに目を細めた。
悟浄は酒を相手の口内に酒を完全に流し込むと、やっとのことで唇を放した。

「てめぇ・・・どうゆうつもりだ」
三蔵は悟浄を睨みながらそう言う。
「だって、お前が酒を欲しいって言ったんじゃねぇか」
そう言いながら、悟浄は三蔵の耳元に唇を押し付け、

「もっと・・・欲しい?」

熱っぽい声を耳の中へと注ぎ込まれれば、たちまち慣れた体は反応を示す。
三蔵は少し紅潮した顔を相手から逸らした。
『見られたくない・・』と、そんな想いで三蔵は胸の中がいっぱいであった。
「なあ、三蔵。答えろよ。・・・・もっと、酒より別のものが欲しいだろ」
小さく息を詰める三蔵に悟浄は軽く三蔵に口付けた。
しかし、三蔵はただ無言を続けるだけで何も言わない。
それに苛立ちを感じたのか、悟浄は三蔵のズボンに手をかけた。

触れられたくない三蔵と、少しでも触れていたいという悟浄。
2人の想いが交差するこの月光のその光の下。

「悟浄!!」
やっとのことで三蔵が声を上げる。
しかし、それは既に遅く三蔵は下半身を露にされていた。
ふいに酒瓶を手に取ると、悟浄は己の手を酒で濡らしていく。
その濡れた指をゆっくりと蕾の中へと埋め込まれた。
そして、その指を撫で上げるかのように動かす。
「やぁ・・・やめ・・・・」
抵抗をするが悟浄には力では敵わない。
徐々に熱を持ち出す体に三蔵は身震いした。
悟浄はそんな三蔵を舐め回すように見つめると、のこり少ない酒を硬くなり始めたソコに垂らし始める。
「あっ・・・んん・・・」
酒で濡れた三蔵のそこに焦らすように、そして酒を舐め取るように舌を這わした。
「んぁっ!!もう・・・・ごじょ・・・」
同時に与えられる刺激に、快感の海に溺れながら、


・・・・・欲しい・・・・・・


頭に過ぎったそんな感情。
今、想うのは『悟浄の全てが欲しい』と願う自分がいることに三蔵は気付いた。
「欲しくなってきただろ?」
そんな悟浄の言葉に、三蔵はコクリと頷いた。
月光のその光に照らされる中で2人は体を重ねたのであった。






月の光に照らされた三ちゃんの色っぽさは犯罪なので
つい襲ってしまうゴジョは罪にはならないのです〜(〃∇〃)
ああ…三ちゃん、何しててもエロいですが
慣れてないトコとか見せられると、もう萌え萌えに(@□@)///
可愛くて目眩がしました…///無意識に誘ってるのに分かってないトコがまた…アウ(壊)
またエロい小説をお願いいたします!!

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