最遊記

小説 欄銘様

【甘党三蔵】



 

            




それはある日の昼の事件。







先日、八戒と悟空が買出しに出かけたとき。


「なぁ!八戒!あれ凄ぇ美味そう!」


そう目を輝かせて言う悟空の指差す先には饅頭屋。


「そうですね〜。今日はいい子で手伝いしてくれましたし…一つ位なら三蔵もゆるしてくれるでしょう。」


八戒に言われるがはやいか、饅頭屋目指して駆け出し、豊富な種類の中から一つを選び出したのである。



その饅頭が。



「ない〜〜っ!!!」


まるで世界の終わりがきたかのように叫ぶ悟空は真っ先に悟浄を疑った。


「俺の饅頭食っただろ!」


「ってねぇよ」


「食うの悟浄しかいねぇじゃねぇかっっ!!」


「だから知らねぇっつってんだろ!」


「ばっくれんな!」


ぎゃあぎゃあと騒ぐ二人の横では八戒が三蔵にコーヒーを煎れていた。


「喧しい」


はぁ…と溜め息をつく三蔵へ八戒が目線をあわせる。


「ねぇ…三蔵?」


「…何だ」


「口に餡子がついてますよv」


「!!……//」


驚き口元に手をやる。


その手についていたのは、少量の餡子。


「まったく…本当に可愛い人ですね」


笑う八戒と気まずそうに目線をそらす三蔵。


その横では未だに饅頭の行方をおった争いが続いていた。






 
 





わああああ!!可愛い三蔵さま!ありがとうございますーーーーvvv
三ちゃんは、洋菓子より和菓子系の甘いモノに目が無い感じで!餡子が白い肌にきっと照り輝いて映えていたのだと!(笑)
お茶ばっかり飲んでると、口寂しくなりますからねー☆
また可愛い三蔵さまを宜しくお願いいたしますv
 
 


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