(感想)
ガイルはCD2巻目から登場します。闇の手先になり、最後は呪いの泉に囚われて沈んでしまいました。
哀れな仕打ちに涙しました。
が、3巻目はガイル姫救出編でした。
冒頭
ひろか王子「僕は何のために生まれて来たの?この思いの辿り着く先に答えはあるのだろうか?」
双子のガイルとリリーの別れが描かれる。闇に攫われたガイルは悲しみに沈む。
ガイル「僕は光と闇の犠牲?誰にも愛されず一人ぼっちで生きていくの?何も見えないところで?」
♪ 言ってごらん?この暗闇なら その嘆きも隠す必要がない…
さあ 心を見せて、今すぐ…僕らが救ってあげるよ
…
始まりはいつも真夜中 体ごと僕に預けてごらん
その吐息も 迷いの全ても 溶かしてあげるから
・・・
そして僕の手でいいのなら 抱いてやろう 鎮めてあげよう
・・・
そして君の手が絆を断ち切ったら つれていってやろう
・・・
と、耳元で歌われたら、手を差し伸べられたら、ダークナイトであってもガイルも縋ってしまいますね。
精霊の国でリーは王子ひろかと共にあっても、呪いの泉に飲み込まれたガイルのことを思っている。
ひろかは、ガイルはきっと生きている、でも僕を守るのはリーしかいないと告げる。(愛一杯 o(^v^)o )
そこへ闇の復活、そして、呪いの泉からダークナイトがガイルを開放した。
操られたガイルはリリーと同じ力を持って戦う。
ガイルはりりーへ闇の剣を突き刺す。
闇の剣からガイルの意識が流れ込む。
リーの身体を乗っ取りひろかを捕まえる。
(この時のガイルの声は悩ましくて…羨ましかったのだろうなあと思いました。)
ガイル「リーの手は大きいね・・・顔は一緒でもリーは逞しいね、
初めて見るよ君は美しいね・・」
王妃「ひろかは ガイル、貴方を救うために生まれたの、ガイルの悲しみを終らせるために。」
ひろかはリーと自分の身体を刺し貫き、ダークナイトの意識の中へ…
ダークナイト「私の意識を変える気か!ひろか!闇は決して無くならない…、今我等が散ったとしても必ず人間達の欲望が我等を作り出す。」
「闇の王として君臨する方が得策と思わないか?」
ガイル「違うな、気が付く事が怖かった。答えは幾つもある、其れを誰に教わるか。どのように判断するのか、で己の運命が変わってくる。」
ダークナイト「ガイル…お前を犠牲にした光の王国から救ってやった唯一の理解者だぞ!!」
ガイル「貴方には感謝している。だが貴方はここにいるべきではない。」
闇との戦いの中リーを庇い攻撃を受けるガイル、「この攻撃には慣れている。」という、
(ダークナイトに何されていたのかと思わず???)
精霊の国から、人間界からも闇は退けられる。
しかし、いつか人間達の欲望が闇を復活させるかも…
そして守るべき王子を失ったリーは旅立つ。かつての闇の土地へ踏み入れられないガイルを残して…
王子は自分の責務を果たした。
ガイルは王子に救われた…
ガイル「涙で良く見えない・・・君から視線を外す事が出来ないよ。」
そして、最後のガイルの笑い声・・・
以上
最後のガイルの笑い声は音量を上げてお聴き下さい。聞き逃してしまいます。
クールビューティなお声のセリフ全ての中で、穏やかなこの声を聴けてほっとしました。
やはり悲劇の美人役は関様ですね。
登場人物が多いだけあって場面もセリフも多いのです。
しかし、ニューハーフ様方の出番は面白かったです。
皆さん楽しんでいるなあ、なんて思いました。
ガイル姫救出編おしまい めでたしめでたし m(_ _)m