2000年9月11〜12日、名古屋に記録的な大雨が降りました。
あの”伊勢湾台風”以来、いやそれ以上の雨量を記録し、
大変な被害を名古屋市北部・西枇杷島地区に及ぼしました。
その日の模様を、さこぴーを中心に描いています。
避難勧告編
9月11日(月)朝から雨が降っている。
午前中、大学で授業を受けて午後からはバイトをしていた。
夕方頃から、雨足が強まり夜には地面を打ち付けるような大雨が襲っている。
ニュースでも、市内の様子や電車が運転見合わせを伝えていた。
さこぴーの父は、地元学区の消防団員です。
夕方から、連絡があり出動していました。
さこぴーは、バイトで新聞配達をしているのでいつものように
早めに布団に入りました。
そして、夜中に嫌な予感がして起きました。
そして、その後すぐに電話がなりました。
それは、”避難勧告”発令に対して消防団員出動でした。
と同時に、学区住人に小学校避難(避難勧告)をさせる旨の電話でした。
早速、さこぴー家は避難準備を始めます。
衣類・飲み物・食べ物など、短時間でまとめました。
消防団の広報車が、避難勧告を伝える放送をしながら学区を巡回しています。
さこぴー一家は身支度をして、近所の家々をノックして避難勧告を伝えました。
そして、歩いて5分の小学校へ。
もちろん、さこぴーの母校です。
ちなみに、この小学校にすぐ横をあの”新川”が流れています。
校門を抜けて、体育館へ行こうとしたら救急車がサイレンを鳴らしてやってきました。
どうも、寝たきりのお年寄りを乗せて避難してきたようです。
救急隊員の方が、”若い人助けてください!!!体育館に移動させます。”
”待ってました!!!”とばかりに、さこぴーも加わります。
2階の体育館に7・8人で、運びます。
階段を上り無事ついたのですが、下の床はツルツルの床で冷たい。
いくら布団を引いていても、寝たきりのお年寄りの体は冷えてしまう。
みんなが、どうしたら良いのか〜。う〜ん、。と迷っていました。
じゃ〜ん、じゃ〜ん!!!さこぴーはひらめきました♪
体育倉庫は鍵がかかっていないはず。
(だてに母校出身ではないのです。(^ヘ^)v)
そうなんです。マット運動のマットがあるはずです。
マットは、厚みもあり布団よりも大きい。
そこで、急いで体育倉庫に行きました。
もちろん、鍵はかかっていません。(^ヘ^)v
そして、ありました、ありました。マットです。
近くの人に頼んで、一緒に運んでもらいました。
みごと的中!!!皆さんも”ほっ”とした瞬間でもありました。
次々に多くの方々が、避難されています。
たまたま一階に行ったら、小さい女の子が戸惑っています。
どうも犬を連れてきたら、お父さん・お母さんとはぐれたようです。
そんなわけで、一緒に探しました。
ただ、犬を連れているので、2階より上の階・体育館には行けません。
いったん、一階の方にお願いして犬を預けて探しました。
探し出すと、すぐ見つかって一安心。(^.^)
犬も一安心と言ったところでした。
しかし、雨は止むどころか、いっそう強くなっているようでした。
さこぴーも、この雨の中ですが天気次第で新聞配達をしなければなりません。
そこで、2時間ほど仮眠をとりました。
そして、4時過ぎに起こされて、いよいよ新聞配達です。
外に出ると、雨足は幾分弱まっていましたが・・・。
新聞配達編に続く。