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特報!
人は何のために存在するのか
 大学のキャンパス。
 歩いている井ノ原を呼び止める長野。
「ちょっと面白い人がいるんだけど会ってみないか」
何かを信じなくては生きていけないのか
 祭壇の前に、巫女のような格好で座っている三宅。そばに坂本がひかえている。
 三宅、井ノ原に向かって、
「あなたは今、迷っていますね」
何を信じればいいのか
 並んで歩く井ノ原と長野。
井ノ原「何かやばいんじゃないのか。新興宗教だろ」
長野「おれも最初はそう思ったんだけど、あの人は本当に純粋で不思議な人なんだよ」
ダーザイン
――存在――
宗教は
 祭壇に向かって祈っている三宅。その後ろで坂本、長野も祈っている。
 人を救うことができるのか
 足を投げ出して座っている岡田。三宅はその足をさすりながら何か唱えている。
三宅「立ってみてください」
 岡田、よろよろと立つ。
「立てた! ほんまに立てたで!」
 見ていた森田、驚いている。
何が正しいのか
 祭壇に向かって祈っている三宅。その後ろでほかの信者と一緒に井ノ原も祈っている。
誰にもわからない
 三宅を輿(こし)に乗せ、担いで歩いている坂本、長野、岡田、森田。
 三宅、道ばたに立っている井ノ原と目が合う。
あの日の答えを聞けないまま
 祭壇の前に座っている三宅。
 その前に正座した井ノ原が尋ねる。
「人間は何のためにそんざいするのでしょう」
 三宅が何か言いかけると、坂本がさえぎり、
「教祖様はお疲れだ。またにしてくれ」
 三宅をうながして立ち去る坂本。三宅が振り返って井ノ原を見る。
迷いながら生きていく
 三宅を教祖とする宗教の信者が行列してあるいている。
 信者の呪文の声がだんだん大きくなってきて、ガード下の井ノ原は耳をふさぐ。
今、宗教を問う問題作!
ダーザイン
――存在――
近日公開
前売り券好評発売中

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 なんじゃこりゃ、とお思いの方も多いでしょうが、いよいよネタ切れで、これしかなくなってしまいました。
 新しいアルバムも聴きましたが、聴いてすぐ何か浮かぶ、ということは少ないので、しばらく新作はできないかも。
 このコーナーはしばらくお休みということになりそうです。
 その代わりといっちゃあ何ですが、「必殺苦労人」は9月半ばまで毎週アップします。

(1998.8.9 hongming)