特報! |
夜の公園。 にらみ合う長野と岡田。 長野は岡田の胸ぐらをつかんでいる。 |
心が同調した時 |
夜の公園を見回す長野と岡田。 照明を見上げると、羽虫が空中に静止している。 |
二人に |
夜の町。空には満天の星。 不安そうな長野と岡田。 近くの建物のドアが開き、マーサが姿を見せる。 |
何がが起こった |
研究室のような部屋。 長野と岡田の前に、車椅子のケン。 ケン「お二人は、西暦二〇〇〇年の人ですよね」 岡田「何言うとんねん」 |
JUST FOR YOU |
現れたのは敵か味方か? |
鉄パイプを振り回すゴウ。 マーサがそれを腕で受ける。 |
そして |
完全に廃墟となった都市。 人の気配は全くない。 |
帰れるのか |
地下通路。 長野と岡田がドアを開け、向こう側へ行くとドアは自動的に閉まる。 岡田が開けようとするが明かない。 岡田「オート・ロックや。閉じこめられてしもた」 |
もとの世界へ |
レストラン。 すねたように長野をみつめる有紀。 「そうだな。ごめん。今日はもう、妹の話はやめるよ」 「わたしのことも、同じくらい考えてね」 |
恋しい人のもとへ |
ハンバーガーショップ。 並んで座っている、岡田と長野の妹。 |
二人の運命は |
砂漠。中空から太陽が照らしている。 並んで走る二台のスクーター。 一台にはイノと長野。もう一台にはゴウと岡田。 |
最後に頼れるのは |
研究室。 長野「その確率は?」 ケン「僕の計算では六パーセントです」 |
愛…… |
長野のアナログ式腕時計。 秒針が着実に時を刻んでいく。 |
JUST FOR YOU |
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