すっかり「りぼんびっくり大増刊号」の常連となったみんちゃんの読みきりですが
今回もみんちゃんの読みきりまんがが載ってますー♪
今回の主人公は”赤ちゃん” みんちゃんのまんがっていうと魔法が出てきたり
鬼が出てきたりと私たちの世界の日常とは全く違った世界が展開されているの
ですが、今回は私たちの日常とそんなに変わりませんでした。
主人公の赤ちゃんがぬいぐるみをとって遊ぼうとするそのうちで飼われている犬
にぬいぐるみを奪われてめちゃくちゃにされてしまったことに対して怒った赤ちゃんが
犬に対して復讐(ふくしゅう)しようと決心しいろい試みるのですが…
犬はただ単にあそんでいるだけで別に赤ちゃんを困らせようと思ってやってしまった
訳ではないと思うのですが、P.64の犬の表情を見ていると悪意に満ちあふれて
いますから(笑) 復讐したくなるのも無理はありません。
赤ちゃんが乗って遊べるおもちゃの車で犬のしっぽを轢(ひ)いてしまおうと
考えた赤ちゃん、実際に自分がおもちゃん車に乗って犬のしっぽを轢いて
復讐を果たしたのですが、その直後に赤ちゃんは犬におしりを噛(か)まれて
しまい、結局ふたたび大ゲンカになってしまいました。
赤ちゃんが復讐するとなるとできることはそんなに多くないですから
身近にあるものを使っててっとり早くムカムカした気持ちを発散しましたね。
で、またしても叩きのめされてしまい、ますます犬に対する怒りが増大
しているようです。
たんすの上に犬のしっぽらしきものを発見! これはチャンスとばかりに赤ちゃんは
たんすの上へあがって犬へ復讐することを考えます。一体どうやってたんすの上へ
あがるのかな?と思ったら、たんすの引き出しを一番下の段から順番に引き出しを
開けていって階段のようにしてたんすの上まであがっていきました!
けっこう頭がいいなーって思ったのですが、犬のしっぽに見えたものは実はぬいぐるみ!
まんまと犬の罠にはまってしまった赤ちゃんは引き出しを犬に閉められてしまいたんすの
上か降りられなくなってしまいました。
なかなか犬のほうも頭がいいようですね。
よっぽとたんすの上に閉じ込められたのがくやしかったのか赤ちゃんは
犬を罠にはめようと考えていろいろ本を読んで研究しています。
この子一体何才なのかは不明ですが、かなりむずかしい字を使って
書かれているであろう本をいっしょうけんめい読んでますね、しかしこの家
にはなんで罠に関する本がたくさんあるのでしょうか??? 「罠」とか
「毒薬」「はじめての罠つくり」「やさしい罠」などやけに充実してますし。
しかし罠に関する本って一体どんな層にむけて売られているの…???
っていうか本を発売して利益があがるほど需要(じゅよう)があるものなので
しょうか???
で、赤ちゃんは罠を現実に作成したのですが、作った罠はドッグフードに
わさびとからしをまぜただけという物、本を見なくてもできそうな簡単なもの
ですが、赤ちゃんがつくる罠としてはこれが限界でしょう。たぶん本とかに
載ってる罠を作りたくても材料がないでしょうし。
こんな小さいころから罠を使って相手を攻撃しようとする赤ちゃん、大きくなった
ら一体どんな人になるのでしょう? セラヴィーみたいな極悪人にならなければ
いいのですが。
この罠は結局犬に簡単に見破られてしまい、失敗に終わりました…
赤ちゃんはとうとうおもちゃのバズーカを持ち出して犬に対して物理的な
攻撃を加えます、ねらいがはずれて花瓶(かびん)にあたったのがさいわい
して、花瓶が犬の頭を直撃して犬はのびてしまいます。
ついに赤ちゃんは犬に対して勝利をおさめたのですが、勝利の余韻(よいん)に
酔いしれるひまもなく、今度は戦いによって部屋がめちゃくちゃになってしまった
ことに対して怒っている母から逃げなくてはならなくなりました。
そういえばこのまんがお話の最初のあたりで普通は分かる登場キャラの
名前がお話の終わりのころになってようやく判明しましたね、登場キャラが
赤ちゃんと犬という特殊な話でしたから、キャラ同士の会話で名前が
分かるということがないですから、名前を紹介するチャンスが少ないことはたしか
なのですが… まぁ別にキャラの名前をお話の最初に明らかにしなくてはならない
なんていうきまりはないですから別にいいのですが。
ちなみに赤ちゃんの名前は「ブン太」 犬の名前は「般若(はんにゃ)」です。