ALL-IN-WONDER128+SQ2500+DTT2500Digital編


1度はDVDデコーダーカードで挫折したかに思われたうきうき1DVDプレーヤー化計画
でしたが実は秘密裏にちゃくちゃくと事は進んでいたのでした(笑)

という前振りは置いといて今回の気絶はまさにDVDに特化したものとなっております
PS2を買えとかDVDプレーヤーを買ったほうが安い!という意見もあるとは思いますが
COMPAQマシンの延命計画の一環として残業で得たあぶく銭を投入してみました(爆)


まずはATIが誇るマルチメディアビデオカードALL-IN-WONDER128の紹介です
そもそもうきうき1にとりつける以上PCI用のビデオカードであること!ということが
機種選定の最大の重要ポイントになってくるのですが残念なことにAGP全盛の
世の中にあってPCIのビデオカードはかなり少数派になってきました。
私が今回ショップを回ってみてもこの製品の他にはメルコとI/Oデータという二大
メーカ品しかPCIビデオカードは目にすることが出来ませんでした、しかしながら
ただPCIであればいいという訳にもいかず今現在ついているTNTよりもDVDがス
ムーズに見られる物ということになるとALL-IN-WONDERかSavage4搭載のメルコ
の製品から選ぶことになりますがSavage4のドライバーの対応の酷さを耳にして
いたので結果的に値段は高いのですがALL-IN-WONDER128に決定しました。

ビデオカードが決まれば次はサウンドカードです。
サウンドカードにおいてもあくまで狙いはDVD鑑賞ですのでAC-3出力は必須です
数あるデジタル出力可能なサウンドカードの中からAureal後援会会員の私が選
択するカードといえばそうです「SQ2500」もうこれしかありません(笑)
もっともただ単にAC-3出力が可能なサウンドカードでしたらYMFチップを載せたお
買い得なカードがあることも事実なのですが、意外に4SP出力+デジタル出力が
可能なサウンドカードは少なかったりします。(LIVEを買え!という意見は無視)
ということでS/PDIF出力つきのこのSQ2500はゲームもやりたいしDVDも見たい
という欲張りなあなたには最適なサウンドカードです、今後ドライバーの更新が無
いかもしれないことがたまにきずですが(オィ)きっと購入して使ってみればその
良さが分かるサウンドカードでしょう。


ドライバーCDROM(ドライバーは2041がついてきます、最新版は2048です)
とバンドルのゲームCDROMですDRAKANが日本語環境では動作しないのが
ご愛嬌かも(爆)




左端の端子がS/P DIF端子ですデジタル出力としてはこのタイプのほかには
光出力の物があります、PS2が光出力を採用したこともあり今後のAC-3デコ
ーダーは光タイプが主流になっていくかもしれません。


これが純正品の証しです基板裏面に印刷されております「POWERD BY VORTEX
のロゴが見るものの涙を誘います(T_T)


というようにかなりふざけたレビューになってきましたが実際にAIW128とSQ2500
のコンビで見るDVDは最高です、以前のTNTとESSのオンボードサウンド(A3D1.0
対応)と比べるとWinDVD5にてDVDを再生した場合K6-III400@450Mhzにおいて
100%だったCPU負荷が70%台にまで低下し、更にダイレクトサウンドからAC-3
出力に変更することにより65%台にまで下がっており手持ちのDVDソフトを見る限
りコマ落ち等も皆無になりました。
ただし一番CPUの負荷が少ないと思われるATIのDVDプレーヤーがAC-3出力に
対応していないためこの環境では使用しかねるのが少々残念です。
それにしてもやっぱりDVDはきれいですね改めてその良さが体験できました。


それでは次に今回のDVDプレーヤー計画のメインとなるDESKTOPTHEATER5.1の
紹介です。

       

今回購入したのはCREATIVEが発売しているDTT2500Digitalです
参考までに現在では光入力対応のDeskTopTheaterPlayWorks 2500という製品が発売されているため展示品処分でわりと安く入手することができましたがそれでも約3万円位はしました。
購入してみて一番感心したのがその付属品の充実ぶりでまさに至れり尽くせりという表現がぴったりです。
はっきりいってあまり期待はしていなかったのですがあちこち探してアンプやスピーカーを購入する手間が嫌いな自分のような人間には本当に最適な商品だと思います(笑)



実際の設置場所はリビングのTVの上でデコーダーアンプとスピーカーが置かれています、
写真では見づらいのですがセンタースピーカにはわざわざ下向きに設置できるスタンドまで
付属しています。(この画像は本文とはまったく関係ありません 爆)
またリアスピーカーについては専用の三脚まで付属しているのですが意外とスペースを取
るのでマイクスタンドのような一脚の方が使いやすいかもしれません。


こちらが三脚の画像ですがかなり立派な物が付属してきます。

とりあえず仕様のほうも書いておきます

スピーカーはロングスロードライバー6.4cm密閉型*4
13.3cmサブウーハー*1

各出力についてはそれぞれ

フロント及びリアサテライトが7W RMS
センタースピーカーが21W RMS
サブウーハーが20WRMS

となっており実際に聞く限りにおいては音量的にはマスターのボリュームはセンターを超えることはありませんので必要十分な出力は持っていると思います。

またデコーダーアンプはサウンドブラスターLiveシリーズ接続用のDigitalDIN入力を持っていますのでLiveを購入すればもっと幸せな気分を味わえたのかもしれませんがAurealを救う会の会員としてはSQ2500をどうしても購入する必要がありましたので今回はあきらめです(笑)


総評

とにかく今回の気絶はK6-III搭載のうきうき1をいかにDVDプレーヤーに変わる存在と
して延命させられるか?というところに最大のポイントを置いていますのでかかった金
額ははっきり言って無視してください、そうじゃないとこんなパーツを買う意義などどこ
にも見出せません(爆)
とまあ冗談はさておいても(冗談で済ませようとしているらしい)まず多くの方々の意見
にもありましたがDVDを見る限りにおいてはATiのビデオカードはまさに最強の選択だ
と思います。
K6-III450Mhzという今となっては非力なCPUでも気になるコマ落ち等は一切発生しま
せんし発色の良さも特筆できると思います。
現在はまだALL-IN−WONDERの全機能を使いきっているという状態には程遠いので
すがそのうちひまを見つけてビデオキャプチャー等にも挑戦してみようかななんて考え
ています。
次にSQ2500ですが今までのMX300を使用していたこともあり新鮮味はまったくありま
せんが音の素直さ、ノイズの少なさでは低価格のYAMAHAチップを搭載したサウンド
カードをそれなりに凌駕していると個人的には思っております、更にうきうき1はオンボ
ードでサウンド機能を持っていたのですがデバイスマネージャーで使用禁止にした上
でSQ2500をインストールしたところ素直に動作してくれたので非常にラッキーでした、
DVD鑑賞時のAC-3出力時においてもとても安定して動作してくれおります。

そして最後にDESKTOPSHEATER5.1ですが音質的にはスピーカーの口径の小ささもあ
りどちらかというとカーオーディオライクな音質ですが人物の話し声等はしっかりと定位
されており非常に聞きやすい音質であると思います、あえて欲を言うならスピーカーに
10cmのものをいれるかサブウーハーのカッットオフ周波数をもうちょっと上に上げれば
ドンシャリが少しは押さえられるのではないかと思われますが基本的に映画を見る限り
においては予想以上にしっかりした音を出すというのが個人的見解です、サブウーハー
なんかは部屋の隅に設置したので怖い位の低音が出ます。
最後に欠点というか要望というかやはりリモコンがついてないのは今となっては致命
的な問題だと思います、このへんまで考えると価格的にはちょっと上になりますが新潟
キャノテック製の「Audio Tornado 5.1 Theater」もかなり魅力的な商品かもしれません.

ということで3点セットでの評価ですが

★★★★★

おお!5点満点です(^^)

約七万も投資して満点じゃなかったらどうするつもりだったの?とか馬鹿じゃないの?
とかご意見苦情等がありましたら掲示板の方までお書き込みください(爆)