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水産資源の保護と漁場慣行
水産資源
 我が国の周りの漁獲量は、近年急速に減ってきています。その原因は、まだ正確には分かっていませんが、獲りすぎによるものが大きいといわれています。
魚などの生物資源はほおっておけば子供を産んで増えていくという再生産が可能なものです。このため、再生産と漁獲とのバランスをとって適切に管理していることにより、いつまでも利用し続けるようにしていくことが大切なことです。
 また、小さなサイズの魚は海に戻すよう心がけたいものです。

 当協会では、平成12年度から補助事業(遊漁による資源利用の適正化対策事業)として、現在遊漁による資源管理を導入するため、モデル海域において遊漁船を利用した遊漁による資源管理方策について継続的に取り組んでいます。

各県資源管理方策の取り組み

大分県(別府湾南部海域)
資源保護のため、一日に獲る魚の数は、一人30匹まで、
持ち込むクーラーボックスは、一人35リッターまで
        一日に使用できるマキ餌は、一人7.5Kgまで
        釣りができる時間は、、日の出より午後4時  、日の出より午後3時まで
などの釣りの制限が設けられています。
 このため、船宿に適量のクーラーボックスを置き、釣り客に便宜を図りながらルールを周知徹底することとしています。
 また、あわせて遊漁者に対して資源管理等のアンケート調査を行っています。
千葉県(千葉県海域)
資源保護のため、小さな魚はリリース(再放流)することとしています。
        全長30Cm未満の、ヒラメ
        全長22Cm以下の、キンメダイ
        全長20Cm以下の、マダイ
 このため、再放流スケールを配布するなど周知徹底及び実践を図っています。
 また、あわせて遊漁者に対して資源管理等のアンケート調査を行っています。

 平成12年度のアンケート調査では、釣り客の大部分の人がこのような資源管理の取り組みについて知っていると答えて(大分県;4人中3人、千葉県;3人中2人)います。また、このことを船長さんから聞いた人が6割強となっています。
 このような具体的な資源管理方策について、その内容(制限数値)について約6割の人が「妥当」と答えています。
 この取り組みについては、各年度別に報告書をとりまとめることとしていますが、この詳細についてお知りになりたい方は、当協会までご連絡下さい。
 水産資源の保護管理については、これからも、釣り客のみなさんのご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

★漁場慣行 
「漁場」は遊漁船業者および漁業者にとってかけがえのない生活の場です。また、漁場における利用と水産資源とは密接不可分の関係にあります。この点を踏まえて遊漁船業者同士、遊漁船業者と漁業者とがお互いに話し合って一定のルールを作り、これを守っていくことが大切なことです。
これからの遊漁船業の発展のためにも、円滑な漁場秩序を作っていきたいものです。

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