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川上の滝(瀑布)


■川上の滝(瀑布)
 川上は地勢の関係上、瀑布がいたるところに点在します。このコーナーでは、その中の主なものをご紹介します。

扇子落滝鉈落滝長谷滝鳴海滝おうと滝過料坊滝蟹瀬滝


■扇子落滝(おおぎ)
 立野川の上流、字惣ノ瀬の奥にあり、高さ30メートル・巾2メートル、旧藩主毛利公が狩猟のつれづれにここにさしかかり、その美景にうたれて、思わず手にした扇子をとり落したので、この名があるといいます。こぼれるような木々の緑に映える飛沫は、まさに雄渾な名画で、蝉時雨のころ、ここを訪れる人が絶えません。



■鉈落滝
 足山川の上流にあります。高さ20メートル・巾1.5メートル、昔この滝の奥に木樵りに行った杣人が、この滝を発見し、しばしその美観に見とれているうちに思わず鉈をとり落したのでこの名があるという言い伝えがあります。



■長谷滝
 長谷川の上流、地蔵堂の下にあるので地蔵滝とも言います。高さ20メートル・巾1メートル、長谷部落から足山部落へ越す道から程近いので地の利がよく、ハイキングコースとして好適地です。



■鳴海滝
 立野川上流には2つの支流があります。1つは惣ノ瀬川・1つは横坂川で、惣ノ瀬川には扇子落滝があり、横坂川の奥には鳴海滝があります。鳴海滝は上・中・下の3段の滝が連っており、上段のは高さ19メートル・巾1.5メートルで、中・下段もほぼ同じ高さです。3段とも実に素晴らしく、殊にヤマツツジや藤の花のころ、秋の紅葉のころは、その色が碧の水に映えて美しく、萩から鳥越の嶮を越えて川上に通ずるハイキングコースにあたるので杖曳く人も多いところです。



■おうと滝
 遠谷川の支流、中道川を1キロほどさかのぼると、おうと滝に達します。字遠谷から字杣木谷へ山越しする路のすぐ下にあります。高さ19メートル・巾1メートル。この一帯にはナンテンが群生しており、初冬から春にかけてはその実が紅熟して美観を添えます。夏はカジカ、冬は野鳥のなき声も満喫されます。



■過料坊滝
 過料坊川を約2キロほどさかのぼると過料坊滝があります。滝は2段になっていて、高さ19.5メートル・巾4メートルです。



■蟹瀬滝
 江舟川の上流にある。3段あって、上段のは江舟道路から眺められます。
蟹でさえここを登ることができないことから、この名がついたと言い伝えがあり、水量も極めて多く、高さ13.2メートル・巾は5メートルです。この滝にさしかかった断崖を長兵衛崖と言い、その雄大さはまた格別です。

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Last updated on Mon, Nov 21, 2005