平助と権太
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壇ノ浦の戦から逃げた平家の人たちは、あるものは中国山脈の山々や海沿いをつたって阿武川べりにたどりつき阿武川の上流へ分け入っていきました。
こうした平家の落人たちが人目をしのぶように暮らしたといわれるところに、川上の平家山があります。平家山は平清宗が落ちのびてとりでを築いた山だといわれています。
あるとき、カモメの大群が阿武川上流へ飛んできたことがありました。大きな羽音を源氏の軍と勘違いした落人たちはおどろきあわて、平家山に逃げる途中多くのものが崖から落ちて亡くなりました。それ以来、カモメが平家山の一ノ瀬の上空に飛んでくると飛べなくなって川に落ちて死ぬようになったといわれます。
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Last updated on 2000.6.10