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川上地区(位置・面積・地勢)

川上は山口県の北部の中国山脈の支脈、周防山地、長門山地と境された阿武山地に位置し、阿武川にまたがり東は阿東町に、西は鯨ヶ岳分水嶺及び根引山脈によって旭に、南は竜門岳山系によって阿東町に、北は福栄に隣接しています。
東西16.8km・南北9.3km、総面積93.22平方キロで、人口1,300人余りの小さな村です。

総土地面積(旧川上村)は県内で20番目の広さを持っていますが、山が多く、また阿武川ダムによる湖が横たわっていて耕作に適した平地はわずかです。阿武川は11余りの支流を集めて村の東寄り流れており、深く険しい渓谷をきざんでいます。


川上地区へのアクセス  詳細地図はこちらへ→
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  • 小郡駅より車で70分
  • 東萩駅より車で15分
  • 秋吉台より車で35分
  • 津和野より車で60分


川上地区のおいたち
川上地区は、まだ人々が文字を持たなかった時代から開けていたところです。それは川上の中央部、今は阿武川ダム建設のため水没した高瀬地区付近で発掘された石鏃などが縄文期、弥生前期のものであることによって明らかにされています。
また、嘉永4年(1185)壇ノ浦で敗れた平家一門が落ちのびた地として伝えられています。この伝説は、民俗資料調査により、古い社に「環城楽」「千秋楽」の雅楽が伝承されていることが発見されて、一歩忠実に近づきました。

文治3年(1187)には南部東大寺再建大勧進・俊乗坊重源が杣とりのため「周防ノ国」から「阿武ノ郡」へ入りました。そこは川上村杣木谷一帯といわれています。
さらに、阿武・萩十八郷の総社・椿八幡宮は、仁治4年(1243)長門守護職・佐々木四郎高綱が鶴ヶ岡八幡宮から分霊を分かち本村立野原に創設し、「多良八幡」と称していたもので、のちに椿本郷へ、さらに今の地へ移され、「椿八幡」と改称しました。
これらのことから、川上地区は近古からこの地方の中心的位置であったことが伺えます。

旧藩時代は椿郷に属し、元文5年(1740)一村として独立したことが記録に残っています。以後、明治4年(1871)廃藩置県、22年(1889)町村制施行と、変革を経て現在に至っています。
昭和50年(1975)に県営では日本最大級の阿武川ダムが完成し、村の中央部に一大人造湖が生まれ、2部落が水没し多くの村民が住み慣れた土地を後にしました。
平成元年には、村制100周年を迎え、2世紀目への村づくりが始まりました。阿武川温泉の開設、堂河内村営住宅の建設、特別養護老人ホームの開苑など、住みよい村づくりに向けて着実な歩みを続けています。

川上村制施行110周年

川上は明治22年4月に村制を施行して以来、(2005年の市町村合併が行われるまで)一度の合併・分離を経ることなく、平成10年に110周年を迎えました。
そこで、川上地区が山口県内でどのような位置にあるか、統計調査の数字から見た川上地区の姿を紹介します。


〔土 地〕
 川上地区の土地総面積は、1997年(平成9年)9月の(市町村合併以前の)萩市との境界画定により、93.22平方キロメートルとなりました。 土地総面積割合は意外に高い数値を示していますが、可住面積の割合は低く県内で51位となっています。
〔人 口〕
 総人口は1,315人、世帯数454世帯、人口密度(1平方キロメートルあたり)13.3人といずれも県下で最も低くなっています。
 川上地区は、人口が少ないことからわずかな数の変動で統計上の数字(割合)が大きく変わります。
 例えば、出生率(人口千人当たり)は、94年〜96年まで、2位、6位、15位となっています。 また、年少人口割合も94年〜97年まで、31位、13位、10位、8位と大きく順位を変えています。
〔生活環境〕
 97年には相原団地25戸が完成したことにより、人口増加率が1位となっています。
 自動車保有台数は496.6台(人口千人当たり)と多く、小郡町に次いで2位、95年〜98年までの4年間、1位小郡町、2位川上村、3位旭村、4位新南陽市の順となっています。
 上水道普及率は県内で最も低く、村道舗装率、小・中学校生徒数(教員1人当たり)、下水道普及率なども低くなっています。
〔福祉・社会活動〕
 老人福祉施設数、病院・診療所数は1位、公民館数が2位(いずれも人口10万人当たり)となっています。
 これにより、人口に対する福祉や社会活動のための施設は充実していると考えられます。
〔産 業〕
 就業率は、67.5%で4位と高く、その内訳は、第一次産業27.1%(15位)、第二次産業29.8%(31位)、第三次産業43.1%(45位)で他の市町村に比べて、第一次産業(農林業)の割合が高くなっています。
 事業所数(民営)、商店数は県内で最も低くなっています。

順位の高い指標値

総人口 5.03%1位 97年
死亡率 24.9%1位 96年人口千人当たり
老人福祉施設数 806.5施設1位 97年老人人口10万人当たり
病院・診療所数 239.6施設1位 96年人口10万人当たり
歳出決算額 1,695千円1位 96年人口1人当たり
自動車保有台数 496.6台2位 98年人口10万人当たり
就業率 67.5%4位 95年
年少人口割合 15.6%8位 97年

順位の低い指標値

総人口 1,315人56位 97年
世帯数 454世帯56位 97年
人口密度 13.3人56位 95年
事業所数(民営) 78事業所56位 96年
商店数 18商店56位 97年卸・小売業
市町村道舗装率 65.1%55位 97年
上水道普及率 0.0%54位 97年
中学校生徒数 4.8人53位 97年教員1人当たり
高等学校等進学率 94.1%52位 97年
可住地面積割合 11.7%51位 95年
小学校児童数 6.7人49位 97年教員1人当たり
下水道普及率 19.1%31位 97年

その他指標値

土地総面積 93.22Km225位 97年
昼夜間人口比率 101.0%12位 95年
出生率 8.8%15位 96年人口千人当たり
老年人口割合 28.3%24位 97年
電話普及率 42.2%26位 97年人口1人当たり
住宅面積 39.2m229位 95年人口1人当たり
生産年齢人口割合 54.8%41位 97年
第1次産業就業率 27.1%15位 95年
第2次産業就業率 29.8%31位 95年
第3次産業就業率 43.1%45位 95年
生涯学習講座開設数 228.1講座22位 97年人口10万人当たり
農業粗生産額 1,399千円20位 96年農業就業人口1人当たり
市町村税負担額 127,260円14位 96年人口1人当たり


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Last updated on 2005.6.28