常光寺の地蔵盆踊り

 常光寺は初日山と号し、臨済宗南禅寺金地院末、八尾地蔵で名高い。例年4月24日の大般若会、8月23、24日の地蔵盆会は有名で、河内音頭による盆踊は河内の名物である。

 現在も正調河内音頭保存会の手により「流し」と呼ばれる伝統的な旧来の音頭も演奏されている。「流し節」は節回しに特徴があり、もともと、土地の職人が常光寺再建のときに歌った木挽歌や奈良街道往来の道中歌であったともいわれている。しかし、今日伝えられた歌は、人形浄瑠璃の節や世間の心中事件などを五・七調の文句に連ねて歌う、いわゆる"口説"で、常光寺で歌われる「網島心中」「石川五右衛門」などが唄い継がれている。
 河内音頭の起源については、諸説が入り乱れている。常光寺につたわる「流し」は、河内一のにぎわいを見せていたという戦前の雑誌を発見したので見てほしい。

昭和13年発行の「上方」に掲載された「流し」の譜面



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