榊 莫山

 テレビでの講座やCMなどで自由闊達な人柄で知られる榊莫山さんは書家。一時期、八尾の桜の名所、玉串川に近い刑部に住んでいた。郷土誌「河内どんこう」のタイトル文字や「桃林堂」の包み紙で今でも八尾とは縁がある。現在は三重県上野市に引っ越された。
本名 榊齊(はじむ)。書家。1926年(大正15年)三重県上野市に生まれる。旧制中学時代に書を松永楳園に、油絵を佐々木四郎に習う。戦後、書を辻本史邑、篆刻を梅舒適に学ぶ。史邑が設立した日本書芸院、前衛書道の「奎星会」で活躍。連続して推薦一席や奎星会賞を受賞し20代で審査員までのぼりつめる。しかし1958年、史邑の他界や書壇の体質・構造への疑問から一切の肩書きを捨てて野に下る。以来、40代からの『土』『女』『樹』といった作品や、50代からの、絵のかたわらにロマン溢れるフレーズをおいた『詩書画三絶』の作品など独自の世界を構築。ほとんど毎年の個展をはじめ、随筆も秀逸で、『野の書』『禅の書』『文房四宝』『莫山書話』などのほか、著書も70冊を超える。古稀を記念しての『榊莫山自選作品集』は、集大成として、圧巻。
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