市内には多くの史跡があって、歴史的に大きな意味を持っているものが数多い。
これらの史跡の中で八尾市東部の高安山のふもとにあるものを題材にした能や文楽などで江戸時代から上演されつづけられてている日本中でよく知られた恋物語がある。
そんな史跡を訪ねて、その当時の八尾のイメージを探ってみよう。
お初、徳兵衛
の墓
近松心中物として映画や舞台で人気の「曽根崎心中」のお初、徳兵衛の墓が教興寺の南部にある大通寺境内にある。
苦労を重ねてやっと夫婦になれたのに、幸うすく早死した二人の話を、浄厳和尚から聞いた近松門左衛門が作品として書き上げたのが浄瑠璃「曽根崎心中」と言われている。
俊 徳 丸
説教節、文楽、歌舞伎と様々な芸能でとり上げられた俊徳丸の墓と言い伝えられる横穴式古墳である俊徳丸鏡塚古墳
近鉄服部川駅から山手へ向い緑池の少し上を左に折れ、山畑へ行く道のすぐ左側、周りの家に固まれた小さな円墳が、俊徳丸の塚である。
在原業平
の河内通い
平安時代のプレイボーイとして名高い「在原業平」(ありわらのなりひら)の恋物語は近畿の各地に残っている。
この話は在原業平の河内通いで知られる十三街道にあった茶屋の娘との物語。この話は「井筒」という題名で能の演目として今に伝わる。