2002年8月11日(日) 十勝岳 (2077m) 天気曇り
前日、白金温泉の白樺荘という素泊まりのみの旅館と山小屋の中間のようなところに泊まった。近くには小さなス−パがあり翌日の朝と昼の食料を探したがあまり良いものは無く、菓子パンがあっただけであった。白樺荘では購入したコインで出るガスで湯を沸かしカップヌードルと果物のみのの朝食をとる。他の登山客も似たようなものである。
朝霧が深く望岳台まで行く道路はライトを点けても前方が見難いほどであったが、その後霧も晴れ天気は良くなった。
駐車場の望岳台を5:50出発する。
滑り易い火山灰の尾根道を登りきったピークで現れたキタキツネ。餌をねだりに来る。かわいそうに前足を怪我して痩せていた。
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十勝岳のシルエット。
月面のクレータのような火山灰に覆われてなだらかな尾根。下界は雲に覆われていて天気が悪るそうだ。ここから頂上への登りは傾斜が急で滑り易くハード。
ルート途中からの美瑛。こちらに行くパーティも多かった。
8:50頂上着。旭岳、トムラウシなど360度見渡せた。ここでパンのみの昼食をとり暫しのんびりとする。
6:50非難小屋に着く。広く立派な小屋だがトイレは無い。
最初はなだらかな道で高山植物も咲いている。途中十勝岳がきれいに見えた。噴煙を上げる前十勝ルートは通行止めで左の尾根を巻いて登る。アオノツガザクラ。
同じルートを降りて、今度はトムラウシの麓の大雪荘を目指す。3日で3山を登るのは忙しい。