2003年8月11日 飯豊山 (2105m) 天気晴れ
所々両側がきり落ちた岩場がある。雨や風の日は危険だろう。
台風直後のためか10台位しか駐車していなかった。小屋も空いているだろうと予想し少し嬉しい。9:00出発。
登山道は笹平までは段差が大きい急坂で消耗する。地蔵山ピークに寄らずバイパスすれば良い水場があると地元の人が教えてくれた。天気が良く暑いため水がおいしい。
山の緑。下山途中で熊を見たという人がいた。
8月10日から南アルプスの悪沢,赤石登山を計画していたが台風10号のため東海フォレストのバスが不通となった。予約をしていた旅館の人が親切に連絡してくれ急遽、飯豊山に変更した。 天気は10日、11日の2日間とも晴れとなった。
8月10日(日)
3:00世田谷発---4:20越谷---8:45御沢キャンプ場着---9:00キャンプ場発---11:00笹平---11:35水場(昼食)---13:10三国岳---14:50切合小屋
朝5時ころ岩槻ICに入ったため高速道路は空いていた。会津坂下ICで降りる予定だったがカーナビが一つ前のICを指示したため喜多方の山道を経由して川入に入った。川入に入ると道は狭く、民家の庭先を縫うように進み、林道を通り御沢キャンプ場に8:45に着く。.
写真を採りながらではあるが登りは8時間、下りは6時間半の奥深い山である。飯豊は山深く、緑濃く、雪が残り人を容易には寄せ付けない厳しさを残している。帰りにいいでの湯に立ち寄る。田舎はどこに行っても温泉があり豊かである
マツムシソウ。いたるところに咲いていた。
ヒメサユリ。ピンク色で時期的には遅い.。雪渓の横に2輪だけしおれたのが残っいた。
アオノツガザクラ。
小屋の周りに雪渓やお花畑があり雰囲気が良い。飯豊では珍しく食事を用意してくれる小屋だがお米3合と寝袋持参を要求される。40名位で夕食はカレーを青空食堂で食べた。
三国小屋から見た大日岳。右側の飯豊本山は草履塚に隠れて見えない。三国小屋は2階建ての避難小屋で今年建て替えるらしい。
地蔵山から三国につながる尾根に出て荒々しい地蔵岳が見える。雪渓も残っていて雄大。
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大日岳とマツムシソウ。
荷物を無しのため軽快に飯豊山頂上に到着。風があり寒い。ここから3方に尾根が延びる。特にダイグラは急峻。
飯豊山神社のある峰。頂上の本山はその奥で見えない。
お弁当を食べ、朝4:35の小屋を出発。草履塚に登る途中で日出となる。空が赤く染まる。磐梯山が朝日を浴びシルエットが幻想的。
小屋の近くからみた大日側に沈む夕日。
8月11日(月)
4:35切合小屋発---6:25飯豊山頂上---7:00頂上発---8:11草履塚---8:45切合小屋9:00---10:10三国小屋---11:15水場---11:50笹平---12:24中十五里---13:30御沢キャンプ場---13:45キャンプ場発---いいでのゆ---18:40越谷---20:30世田谷着

小屋前で寛ぐ。

切合小屋の手前にある雪渓。雪渓から小屋に水を引いている。キスゲが咲いている。