ピュア・フィールド風曜日
北海道川上郡弟子屈町原野419-60
TeL01548-2-7111
FaX01548-2-7777

玄関から客室まで一貫して段差を追放した。ドアは、客室も含めすべて引き戸にし、ドアロックのノブも大きめ。フロントのカウンターは、車いす利用者用と健常者用があり、ロビーは十台程度の車いすがくつろげる広さ。  視覚障害者のための音声誘導装置や点字の施設案内板、聴覚障害者のための振動式ドアノックセンサーも整えた。もちろん、盲導犬も受け入れる。  廊下の幅は、二台の車いすが擦れ違えるように、約百八十センチにした。廊下の両側には手すりを付け、手すりには視覚障害者に配慮し、部屋番号を点字で示してある。  客室は、照明スイッチや洗面台、冷蔵庫、クロークは、車いすで使いやすい高さに設け、窓も低めで車いすから外の景観が楽しめる。  部屋ぶろは手すりが付き、シャワーの湯量は手元スイッチで調節できる。  共用部分では、三カ所のトイレの便座の高さをそれぞれ変えており、障害に応じて使いやすいものを選択できるようにした。浴室は、車いすのままで入浴できる水圧式リフトを導入し、同伴者の負担軽減を図っている。また、障害者から意見を聞いた際、要望が強かったカラオケルームもある。  ただ、食事は基本的に約五十メートル離れたレストランまで行って食べる。

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@鉄骨平屋・部屋数15室・定員32名
Aそれぞれの異なる設計・ごみ箱の高さも配慮
B男女別というより使いやすさを優先
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D車椅子に乗ったまま入浴できるシャワーキヤリーを採用・水圧式リフトを装備
Eセミダブルベット・車椅子で回転できるスペースを確保
Fゆったりとしたトイレ・洗面台を客室によっては手摺の設置
G3種類の車椅子を用意ご要望に応じて貸出します
H自動販売機もあります