表題: 竹田君とパソコン(4)
---
さて、前回後回しにした問題点、
》(1)DLしたログを読む方法が見つからない。

この問題は、ただ一つの事しか出来ない入力装置では限界があるという事を示してい
ます。バッチファイルで仮に、アクセスの度に日付の入ったファイルができ、かつ自
動でそれをファイラーかなにかを使って表示させる事ができても、それを選択するに
はどうしても下矢印キーが操作できなければ、希望するファイルを選択する事ができ
ません。あるいは、メニューソフトを利用して、通信以外の事を試みても、やはり最
低限、下矢印キーとリターンキーが必要です。

これを解決したのは、森 直樹氏によるフリーソフト「MOUKEY.EXE」でした
。このソフトとめぐり合わなければ、きっと竹田君が通信するというもくろみは、き
っと挫折した事でしょう。

このソフトは、マウスに対応していないアプリケーションでもマウスを使って操作が
できることと、マウスのクリックボタンに特定のキーを割り当てる事が出きるという
願ってもないものでした。これで、右クリックに矢印キーやESCキー、左にリター
キーと言う具合に割り当てる事が可能になり、選択の幅が大きく広がりました。

まず私が頭に描いたのは、電源をいれると、WTERMが自動で特定局をアクセス、
巡回が済むと回線をオフして、ファイラーが立ち上がってあとは下矢印キーでファイ
ルを選択して読む。こうした流れです。このなかで、万一操作を誤って目的のファイ
ルを過ごしてしまった時にも再び下矢印キーでトップに戻れなくてはなりません。こ
のことは、メニューソフトに関しても言える事で、すべからく巡回できることが必須
の条件になります。いろいろな角度から検討した結果、ファイラーは坂崎氏の「武装
ファイラーAD」を利用させてもらう事にしました。