表題: 竹田君とパソコン(最後に)
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約半年かけて、なんとかパソコン通信をするところまでこぎつけました。
しかし、これでもまだまだ不十分です、あまりにも制約があり過ぎます。

そうは思いますが、障害者が10人いたら、10のシステムを組まねばならないのが
実際でしょう。これを誰もが使えるようにするというのは至難の業のような気がしま
す。やはり、細かなところでは、障害の程度にあわせた工夫が必要であり、それには
多くの智慧の結集が求められていると思います。ぱそボラネットワークが機能する場
面はいくらでもあると思います。
気楽に、声をかけてもらえると本当に良いのですが・・・・。

くどいようですが(^^)、私はボランティア新兵です。
入浴介護の発言を読んでやってきたおじさんが何者であるか、竹田君も、お母さんも
じっと窺っていた事でしょう。私自身の気持ちの中にも、心意気とは裏腹に、気後れ
というか、とまどいというか複雑な心境のあったことを認めないわけにはいきません
。しかし、この半年の間で本当に、心を開いて打ち解ける事が出来ました。
これは、私にとっての最大の収穫?でした。

先日の土曜日曜と彼に誘われ、小規模作業所の合同キャンプに行って来ました。
ベテランボランティアさんに混じって、おじさんは汗だくだくでした。
焼鳥を焼き、トイレ介護をし、肩をくんで歌い飲みかわしました。
「人間やってて良かった」とつくづく思った一夜でした。

               −−おわり−−