![]() | 中西貫一(ゆきひと)さんは、現在高校生です。白糠学園に在所されていま す。障害を持ち、移動には車いすに座り足を使って後ろに動いていました。しか し、障害が重くなり、動くことができなくなってしまいました。体全体の緊張も強 く、腰や肩そして首に痛みがでていましたが彼の、自立移動への意欲が強く、周りの人 も何と か自力で移動させてあげたいとの強い希望をもっておられました。 |
| 1年 間シーティングバギーで介護移動とし、緊張の変化を観察しながら、次のス テップへ向けた努力が始まりました。緊張が緩み、痛みも消え、その状態で、肘に随意的 なコントロールが可能な事が発見できました。手先でコントロールさせると、元のように緊張 を高める結果になるため、肘での制御は有効と考えられました。いくつかのやりとりの末、 中札内の「たくみ」日比野さんの製作による特殊なフレームとシーティングバギーの座席を 組み合わせ、現在の姿になっています。 | ![]() |
![]() | 普段の移動が確立したばかりではなく、昨年、秋の釧路湿原マラソンに参加され、ボランティアの女子高生と共に2kmを無事完走されたそうです。コンセプトを理解され、日々変化し、高いパフォーマンスの貫一さん。 |