植村直己・帯広野外学校 プログラム実施における新型コロナウイルス基本対策  (2020.7.9 版)

●基本的な考え方
 私たちは、昨今の憂慮される社会情勢をおもったとき、バーチャルではない自然の豊かさや、空気の清らかさ、たき火の匂い、鳥のさえずりや風の音など自然の中でこそ体感できる場が必要と考え、新型コロナウイルスの感染予防に配慮したうえでプログラムを開催します。

1.参加条件
【スタッフ】(大人から小中学生への感染リスクが高いため、ハードルを高くしています)
 @ 開催日の1週間前から、発熱・咳・倦怠感・呼吸器系の異常(息苦しさ)・味覚嗅覚の異常などの症状がないこと
 A @と同様の症状がある人と濃厚接触がないこと
 B 実施日2週間前から新型コロナへの感染が疑われる人と濃厚接触がないこと
 C 実施日2週間前から「3密」が懸念される場所・会合等へ出かけていないこと
 D 実施日2週間前から体調チェック表を作成・記入すること(体温、体調・咳・呼吸器系異常および味覚嗅覚の異常の有無)
 E 健康状態調査票を開催日に提出すること
       事前の連絡がない飛び入りの参加は遠慮願う
【参加者】
 @ 別紙健康状態調査票の提出により、新型コロナ感染が疑われる症状がないこと
 A 開催日の1週間前から新型コロナへの感染が疑われる者との濃厚接触歴がないこと
 B 健康状態調査票を開催日に提出すること

2.プログラム活動中
 ●従前より野外学校の活動は屋外が基本であり、懸念されるような換気の悪い「3密」の状態となる懸念は少ないが、そのような状態にならない よう配慮する。
 ●参加時に健康状態等を確認していることにより、過度な活動の制限は加えないものとする。

@ 検温と体調確認
 ・朝のつどい及び就寝前の反省会時に検温と体調確認(口頭)を行いチェックリストに記入する

A 手洗い・消毒等
 ・一つの作業が終わるつど、流しでの手洗いを指導する(流しには薬用石鹸を常備)
 ・消毒液での手指消毒は適宜指導する(ログハウス入口にポンプ式消毒液を常備)

 B マスク着用・管理とソーシャルディスタンス
 ・屋外での活動時は原則としてマスクの使用は求めない (咳・くしゃみなどは「咳エチケット」を指導)
 ・ログハウス内での活動時、前進基地への自動車での移動時、炊事などではマスクの着用を適宜指導
 ・開校式、朝のつどい、閉校式などでは隣の人と1m以上の間隔を保つよう指導
 ・マスクはビニール袋に入れ、各自が管理(常時携帯)するよう指導

C 野外活動基礎学習(テント設営、マキ割り、カマド作り、たき火など)
 ・作業開始、終了後は流しでの手洗いを指導(薬用石鹸)
 ・使用する器材はスタッフによって消毒する

D 炊事(野外学校での食事は、すべて自分たちの手で作ることが基本である⇒方針は変更せず)
 ・炊事で使用する炊事用具(コッフェル等)、食器・ナイフ(各自の持ち物)は使用の前後に洗剤で洗浄を入念に行う
 ・マスクの着用を指導するとともに、事前・事後の手洗いの指導を徹底する
 ・炊事器具(コッフェル、フライパン、飯ごうなど)は、使用時に貸し出し、参加者が洗浄したのちスタッフが回収する


 E 宿泊(すべてテントでの宿泊。設営場所は従来通りフィールドもしくはタワー下(雨天等)とする
 ・テントは6人用(ダンロップ)を使用し、原則として1張に2名を原則とする
 ・出入り口は密閉しないよう、メッシュを使用するなど換気に留意するよう指導する

F ごえもん風呂
 ・入浴はカマ1基に1人とし、密な状態を避ける

G 体調不良時の対応
 ・従来通り、別室(管理棟)で様子を見るとともに、必要に応じて保護者へ速やかに連絡をとる

3.行事終了(帰宅)
 @ 新型コロナウイルス感染が疑われる症状が発症した場合は、速やかに野外学校事務局への連絡を保護者に依頼する
 A @の事態が判明した場合は、関係公的機関による指示に従い、必要な情報提供等の措置をとる

●お問合せは事務局まで!