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<< ジャンパーの膝 >>
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A:損傷のメカニズム 膝の伸展機構に最も大切な役割を担っているのが大腿四頭筋という強大な筋肉です。 大腿部前面の大きな筋肉の塊がその大腿四頭筋で、膝関節部では膝蓋骨を包み、膝蓋靭帯となって 脛骨粗面(けいこつそめん〜膝の下の骨の少し膨らんでいるところ)に停止します。 この筋肉及び膝関節の使い過ぎや、筋力と骨の発育のアンバランスにより、膝蓋靭帯や膝蓋骨下部 周辺に運動痛、圧通が出現することがあります。特に、ジャンプ系のスポーツ選手に多く見られ、ジャン パー膝と呼ばれています。 また、このジャンパー膝は通常中学生以上に見られますが、10歳前後に見られる場合があります。 これは運動強度が発育度に合っていないことが原因と考えられ、病変は膝蓋骨にみられこの場合は シンディング・ラルセン・ヨハンセン病と呼ばれます。いずれも典型的な過使用オーバーユースによる 障害です。 |
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B:症 状 膝蓋骨下端の圧通と運動痛及び膝蓋靭帯部の運動痛、圧通が特徴で、病変は膝蓋靭帯部に認めら れ、靭帯組織が変性していると言われます。 ジャンプやランニング、階段の上下など膝関節の屈伸時に疼痛が認められます。 |
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C:予 防 多くの場合膝関節や大腿部の過使用や疲労蓄積によって発症します。 ですから、予防として運動前のウォーミングアップや運動後のクールダウン等を十分に行なう事が大 切で、筋肉の過使用や疲労の蓄積を避けましょう。 また体力に合ったトレーニングを心がけましょう。 |
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D:治 療 先ず、患部の安静を図ることが第一! 大腿四頭筋の機能回復と靭帯の消炎を計りましょう。 一様に大腿四頭筋は緊張し柔軟性を失っており、それが症状をより悪化させ、膝蓋靭帯の柔軟性を 失わせていることが多いのです。 症状が現れたら、大腿部から膝関節周辺のマッサージ、ストレッチ、温熱療法や湿布等を行い患部の 安静を図りましょう。また、大腿四頭筋の柔軟性低下は筋力低下を伴っていることが多いので、症状 が回復してから筋力増強運動を徐々に開始します。 |
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参考文献 New Minor Orthopedics. Sports Injuries. オーバーユースのスポーツ障害、スポーツ外傷・障害 |