メールはこちらへ _ ひとつ前のページに ホームへ戻る ホームに戻る

下市このみNews 

 No.122 2004/02/16

岡山県内合併情報 U

 岡山県内の合併に関する動きが活発になってきました。久米郡3町(中央町・旭町 ・久米南町)は、建部町を除いた法定協議会設置議案を23日の臨時議会に提案します。有漢町では、15日に高梁地域1市4町の合併の是非を問う住民投票が行われ、合併に「賛成する」が68%を占めました。大原町議会では、12日の2月定例会で住民投票条例案が反対多数で否決されています。長船町の住民投票で合併反対が多数を占め休止していた邑久郡の合併協議会も再開に向かっています。また、鴨方町議会の全員
協議会は、浅口郡4町の(金光町・鴨方町・寄島町・里庄町)の合併推進を確認し、県に指導を仰ぐことを申し合わせました。

◇岡山県南政令市構想◇

(岡山市・玉野市・御津町・灘崎町)
 岡山県南政令市構想合併協議会(任意)は、1月16日に中間報告書をまとめ、その説明のため岡山市は、全中学校区を対象に、1月29日から2月10日まで市民説明会を実施しました。玉野市や御津町、灘崎町でも合併協議会主催の住民説明会や市町主催の説明会が同時に行われています。
 参加者の質問は、合併後の政令市の区割りや新市で実施する事業計画についてのも
のが多く、合併のデメリットを示すことや、より詳細な資料提供を求める声もありました。

◇なぜ合併するのか◇

 合併そのものは行財政改革です。つまり、行政の効率化を目的としており、今回の合併では、合併特例債などの財政上の特典がその推進力になっています。しかし、合併は目的ではなく、手段であることを忘れず、市民サービスの向上や、よりよいまちづくりのために合併が必要かどうかを判断していくべきです。

◇政令指定都市になれば…◇

 岡山県南政令市構想は、政令指定都市の人口要件が70万人とされたことから動き始めました。「合併して政令指定都市になろう」が、スローガンです。しかし、政令指定都市になることは目的ではなく、よりよいまちづくりのための手段です。14年11月議会の市長所信表明では「雇用と人づくりの強化」が見込まれるとし、「一般財源収入を市域内の事業に還元できる、都市のイメージと潜在力が向上し、企業の吸引力が格段に強まる」としています。また、「教職員の任免権や児童相談所機能を活用することで、『岡山市の子どものための教育』を貫徹するとともに、教育と児童福祉が連携した一元的な人づくりが可能」、「区役所を通じて地域性に根差したきめ細かいサービスを実施していく観点等から、区役所の数と位置、並びにその機能といった点が課題」としています。

 合併協議会だより第3号に「政令指定都市になれば」として、教職員の任免権や児童相談所機能の説明があります。しかし、これは「政令指定都市」になったら自動的に降りて来るというものではありません。仙台市は現在も、児童相談所の機能は県に委託しています。また、教員採用試験も仙台市や千葉市は市独自では行っていません。このように「政令指定都市になる」だけでなんでもできるわけではないのです。

◇都市内分権は進むのか◇

 よりよいまちづくりのためには、十分な市民参加が必要です。この合併・政令市については、都市内分権がどこまで進むのか、市民の意見がこれまで以上に行政に反映されやすくなるのかどうかが、最大のポイントになると思います。25日から始まる2月定例議会に、法定協議会の設置議案が提案されるかどうかが一つの焦点になります。
(下市このみ)

《ご案内》

*このみフォーラム《市政検討会》
 と き:2月24日(火)19:00〜
 ところ:下市このみ事務所
☆下市このみが、合併問題や2月議会議案についてお話します。
皆さまのご意見もお聞きしたいと思います。どなたでもお気軽にご参加下さい。

*2月25日(水) 2月定例市議会開会

上へ 一つ前に戻る ホームへ戻る 著作権表示