サクラ大戦3雑感

 サクラ大戦3についてちょっと書いてみたいと思います。
 この雑感は、サクラ大戦1・2をクリアしたけどサクラ大戦3はどうしようかなあ、と思っている方に読んでいただきたく書いたものです。そのため、できるだけネタばれは避けていますが、どうしても少しはネタばれしていますので、そのところはご了承ください。
★1〜3のスタンスの違いについて

 1における大神一郎は、元々ある帝撃花組(マリアが隊長)に新隊長として赴任してくるかたちです。帝撃において大神はプレイヤーと同じくまったくの素人です。光武の操作もしたことがありませんしね。
 プレイヤー=大神一郎の成長物語と、隊長として花組をまとめていく…ロマンスもありって感じでしょうか。

 2では大神一郎は花組メンバーには信頼されています。そこに欧州星組2人が助っ人として参入します。能力が高い星組2人を花組の仲間として迎え入れて、大神は隊長として采配を振るいます。
 ある意味プレイヤー=大神一郎が余裕をもって、ラブラブに走れます(笑)。

 3において、大神一郎は新しく立ちあがった巴里花組に隊長として赴任します。
 3が始まった時点で、隊員はまだエリカとグリシーヌの二人のみ。それにくらべて大神一郎は、二度の大戦を戦い抜いた歴戦の隊長です。この時点でも1との立場の差が明確です。
 前2作と違い大神の成長より、『仲間を集めて自分が去った後の巴里を守る。』と言うことに主眼が置かれています。
 異邦人というか、協力するために立ち寄ったオブザーバー的な存在ですね。舞姫を引き合いに出されるにはこの部分ではないかと私は思っています。
 前2作が花組に入って、自分の能力を高めその上で花組の隊長として、花組をまとめて行くことを考えなければいけなかったのですが、今回は歴戦の隊長として、新しく立ちあがった巴里花組を預かり、一人前にしてグランマに返すという事が大神一郎=プレイヤーの目的なのです。

 えーと、実際にあるような例を上げると、実績のあるベテランの店長が、まだ店長がいない新店舗の開店時に臨時で店長として参加して、店員を鍛えながら、店長候補を選ぶと言った感じですかね。店員も足りないから集めてますしね(笑)。

★サクラ大戦3に思ったこと
 若い女の子ばっかりの部隊ですからどうしても、恋愛的な話はでてきます。まあ、当たり前ですし、特に恋の都(笑)巴里ですから。
 大神について色々(帝都に恋人がいながらとか)言われている問題のシーンですが、ようはヒロインと2人きりで一晩過ごすシーンがあるのですよ。この一晩に大神とヒロインの間に何があったかということなのでしょう。<言われてる原因は。
 そりゃあ、据え膳ですからヤっちゃったかもしれませんが、私の思ってる大神のイメージではないですね。なんとなくそのまま一緒にいただけのような気がします。責任感が強いですし、巴里花組の事しか考えてないようですしね。
 話の流れからはヤっちゃっててもいいと思いますし、そーいうイメージでとらえる方も多いでしょうが、全年齢向けのギャルゲーなのでヤってなくってもOKでしょう(笑)。

★閑話休題
 などと、こんなテキストを書いてるうちに、サクラ4が発表になりました。
 うーん、どうなるでしょうね、サクラ4。13名の隊員を自由に組み合わせることができるらしいですが、さくらはデフォルトで入っちゃってるでしょう。
 私だったら花火、グリシーヌ、織姫、アイリス、レニ(またはマリアかロベリア)って感じですね。多分6人プラス大神だと思いますし。一応、これだとわりとバランス取れてると思うのですが…みなさまはどんな組み合わせでいきますか?
 大神華激団ってネーミングがなんとも(笑)。
 映画の方は大神が巴里に行ってる間に元星組の隊長がやってくる…。星組がわりとメインになりそうですね。

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