数値による条件分岐で行う処理を変えます。
これさえ覚えてしまえばどんなプログラムも作れます(マジ
<script type="text/javascript" charset="Shift_JIS">
A=5;
if(A >= 5){
document.write("A は 5 以上");
}else{
document.write("A は 5 以下");
}
</script>
この Level.2 ではJavaScriptに関係なくプログラムの基本を説明していきます。 JavaScriptを使って解説をしていますが基本的にどのプログラムにも使えるはずです。
さて、今回使っているのは if文 、つまり「もし〜ならば」ですね。else は「〜じゃなければ」という感じです。
if文は if(条件){処理}; と使います。
if(A >= 5){document.write("A は 5 以上");}
で A が 5 以上なら「A は 5 以上」と表示する。
else{document.write("A は 5 以下");}
で、A が 5 以上、以外の場合は「A は 5 以下」と表示する。
(A >= 5)
で A が 5 以上かを判断しています。
この >= のことを比較演算子といいます。
つまり A が 5 以上だったなら{}内の処理を行うわけです。
A が 5 以上でなかった場合はelse
を使い else のあと{}内の処理を行うわけです。
else
は前にも書いたとおり「〜じゃなければ」という意味ですね。
A == B A と B は等しい A != B A と B は等しくない A < B A は B より小さい A > B A は B より大きい A <= B A は B 以下 A >= B A は B 以上
A が 5 以下、 10 と等しい、 15以上というような条件分岐をしてみます。
if(A >= 5){
document.write("A は 5 以下");
}else if(A == 10){
document.write("A は 10");
}else{
document.write("A は 15 以上");
}
となります。
新しく使っているのはelse if(A == 10)
ですがこれは「もし〜でなく…ならば」という感じです。
if文の処理が一つだけの場合のみ { } を省略することができます。 今回のプログラムの場合だと、
if(A >= 5) document.write("A は 5 以上");
else document.write("A は 5 以下");
と書くことが出来ます。覚えておくとけっこう楽できます。
わざわざelse
を使わなくとも
if(A <= 5) document.write("A は 5 以下");
if(A == 10) document.write("A は 10");
if(A >= 15) document.write("A は 15 以上");
とやってもよいのですがelse
を使うと条件が一致したらそれ以下のelse
を行わないので
処理が早くなりますが実際はそんなに速度は変わりません^^; でも一応覚えておきましょう。
2つ以上の条件がある場合や、どちらかがよければよい、という場合は論理演算子を使います。
A && B A と B が両方とも一致 A || B A と B のどちらかが一致 !(A == B) A は B が等しくないとき(!で条件が反転する A != B と同じ)
AとBが両方とも一致で処理
if(A==10 && B==5) document.write("AとBが一致");
AとBのどちらかが一致で処理
if(A==10 || B==4) document.write("AとBのどちらかが一致");
Aが10以下の場合
if(!(A > 10)) document.write("Aは10以下");
elseを書くときには
if(…){
…;
…;
}else{
…;
}
と書いたほうが見やすくなります