2DINﾅﾋﾞｹﾞｰｼｮﾝの取付のご相談を
頂きました｡

最近の欧米車は各電子機器が通信で
繋がっていて簡単にｵｰﾃﾞｨｵ機器交換が
出来ません｡
ちなみにｵｰﾃﾞｨｵ機器はCAN-BASとは別に
光ﾌｧｲﾊﾞｰｹｰﾌﾞﾙで繋がれており機器の
変更には車両側のｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞが必要です｡

以前触ったﾎﾞﾙﾎﾞもそうでしたが色々大変
です｡

今回はお客様とご相談して上部純正ﾓﾆﾀｰ
位置に取付しました｡
ﾃﾞﾒﾘｯﾄは明らかにそこに有る存在感ですが
対してのﾒﾘｯﾄはその他全部です､

見やすく操作しやすい､ﾊﾞｯｸの時も最小の
視点移動で画面を確認できます｡

※純正に戻す事も可能です｡

純正ﾃﾞｯｷ部分を交換する事も出来ます｡
取付には当店制作のｵﾘｼﾞﾅﾙｷｯﾄを
使用していますが別に光ﾌｧｲﾊﾞｰｹｰﾌﾞﾙが
必要になります｡

純正ﾃﾞｯｷの移設にはｸﾞﾛｰﾌﾞBOXの他
椅子の下の取付ける事も可能です､
この場合最終的にﾃﾞｯｷの前に保護ｶﾊﾞｰを
取付けますので足で蹴ったりする事は
ありません｡

只､この場合ﾃﾞｯｷを分解してﾁｪﾝｼﾞｬｰ部分
を外さないといけないので要ｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞです｡

今回は純正ﾓﾆﾀｰをｸﾞﾛｰﾌﾞBOX移設し
ｶﾊﾞｰを制作ました｡

ﾊﾞｯｸｶﾒﾗも同時に取付けしました｡

視野範囲は左の写真の赤丸にある空缶が
全て確認出来ます｡

結構際まで見せてくれます｡
ｶﾒﾗはｶﾛｯﾂｪﾘｱのND-BC5なのですが
これで13,650円､変換ｱﾀﾞﾌﾟﾀｰを入れても
15,750円ならばお勧めではないでしょうか｡

純正ﾃﾞｯｷの位置に取付完成｡

取付自体は通常作業なのですが
やっぱり移設が大変です､
今回は助手席下でしたが
ｸﾞﾛｰﾌﾞBOX内にも移設可能です｡
ｽﾍﾟｰｽが有ればﾘﾔｸｫｰﾀｰ内にも
動かせるかもしれません｡

ｷｯﾄの完成度にはまだ伸びしろが
ありますがお客様には現状でも
問題は無いはずです｡

ｲｽ下の出っ張りが移設したﾃﾞｯｷです｡

ｽﾍﾟｰｽの都合でCDﾄﾞﾗｲﾌﾞ部分は分離させて
ありますが特にｴﾗｰもなくほっとしました｡

ちなみにﾃﾞｯｷ裏のｺﾈｸﾀｰはﾒｲﾝ･入力･光でｾﾝﾀｰの
順に並び､ｺﾝｿｰﾙ後ろのAUXﾐﾆｼﾞｬｯｸが｢入力｣の
ｺﾈｸﾀｰの中にあります｡

ご用命頂ければﾘﾔﾓﾆﾀｰの取付も可能です｡

右の写真は取付の一例でこちらの位置の
利点としましては現状復帰可能だという事です｡
(照明はLED等ｵﾘｼﾞﾅﾙで追加可能)
でもﾘﾔでの視聴を優先に考えるともう少し前位置が
お勧めですが天井にﾋﾞｽや配線の｢穴｣を開ける
必要があり現状復帰が困難になります｡

天井の構造や強度も確認しましたので
ご安心下さい｡
他の車種も含めご相談お待ちしております｡

ﾔｯｸ製の取付金具を使い折りたたみも可能です｡