XLink Kai Evolution VIIのログアウトについて少々癖があるのでここで参考までにKaiの仕組みを交えながら解説いたします。
XLink Kaiは大きく分けて2つのプログラムで動いています。
ひとつはUI(ユーザーインタフェース)と呼ばれているユーザーとXLink Kaiを結ぶ部分で「見た目」の部分です。Windows版ではKaiUI(Version 7.4β版ではさらにWebUI)が用意されています。
もうひとつはKaiEngineと呼ばれる部分で、これはXLinkのサーバーとクライアント側を結ぶ部分です。
これらの2つのプログラムが動いてXLink Kaiが動作しているため、UIを終了しても必ずログアウトしているとにならないということを覚えておく必要があります。
Kaiのデフォルトの設定では、UIを終了するとKaiEngineも終了するようになっています。しかし、UI部分が異常終了したときなどはKaiEngineが終了されずにそのまま動き続けていることが多々あります。また、Kaiの設定ではUIを終了してもKaiEngineを終了せずにそのまま動かし続けることや一定時間動かし続けることもできます。
以上を踏まえてXLink Kaiを正しく終了したかどうか判断するためにはUIを閉じた後、タスクトレイに表示されているKaiEngineのアイコンが消えていることを確認することで正しくログアウトしているかどうか判断することができます。
(Windowsの仕様とKaiEngineのバグでタスクトレイのアイコンが消えていても実は動いているということもありえます(^^; そんなときはPCをシャットダウンしたり再起動することで確実に終了することができます。)